2016年5月13日 J1 サガン鳥栖@FC東京

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平日ナイターだけど、

シーズンシートがもったいないという貧乏性で味スタへ

 

 

キックオフのギリギリ到着になってしまったけど、

いつもの席を確保できた

 

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やっぱり平日ナイターなので、

観客は13,000人とやや寂しい入りだった

 

 

ただ来るお客さんの熱は熱く、

鳥栖サポーターも少ないながらに集まっていて、

まずまずの雰囲気を作っていた

 

 

東京のシーズンシートを持っているけど、

アウェーゲームは追いかけないので、

2週間前の福岡戦以来の観戦になる

 

2016年4月29日 J1 アビスパ福岡@FC東京

 

 

前節の湘南戦で、1-4-1-4-1に布陣を変えて、

それなりに機能した情報は持っていた

 

 

対する鳥栖は初観戦になる

 

 

昨年まで東京を指揮していたフィッカデンティさんが監督なので、

なんとなくサッカーの方向は把握しているつもりだった

 

 

就任して数ヶ月だと、まだフィットしていないのか?

J1で苦戦している印象だった

 

 

お互いに勝手知ったる試合になると予想できるので、

堅い試合になると思っていた

 

 

予想通り、ゴール前のシーンが少ない堅い試合になり、

少ないチャンスを活かせず、スコアレスドローだった

 

 

鳥栖のサッカーは、ほぼ昨年までの東京の焼き直しだったが、

少し違う点もあったので、鳥栖仕様のサッカーでもあった

 

 

基本のフォーメーションは

東京は、情報通り1-4-1-4-1

鳥栖は、ダイヤモンドの1-4-4-2でスタートした

 

 

赤を東京、青を鳥栖として、

両チームのフォーメーションを重ねる

 

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両チームのインサイドハーフをどう見るか?が難しい

 

 

お互いにゾーンで考えているが、

東京の2列目は、ピッチを4分割しているのに対し、

鳥栖は3分割している

 

 

なのでマッチアップが場面場面で変わる

 

 

一応両チームのインサイドハーフがマッチアップしていると考えて、

簡単に数合わせをすると、東京から見て、

両SBが空いているので、+2

鳥栖のボランチが空いているので、-1

トップの所が1対2なので、-1

 

 

中盤の数的不利(?)をどうするかな?と思っていた

 

 

鳥栖ボールのときは

縦に早いサッカーをしようとしていたが、

東京がそれをさせなかった

 

 

鳥栖の狙いとしては、前に3人を残した状態で、

ボールを奪って、前につなげたかった

 

 

しかし狙ったところでボールを奪えないので、

前の人数が足りないままでのボールになってしまった

 

 

豊田というターゲットがいたが、

東京のCBもフィジカル能力が高いので、

ポイントを作りきれなかった

 

 

そうするとポゼッションをすることになる

 

 

もともとCBの所は2対1なので、数的優位だし、

ボランチも空いている

 

 

東京がハイプレスを仕掛けない限り、

後ろで自由な時間を作ることはできる

 

 

鳥栖はSBをやや高い位置に上げると、

東京のSHを下がることになる

 

 

そこで空いたサイドのスペースに

インサイドハーフが下りて受ける動きが多かった

 

 

その動きには東京も敏感で、

インサイドハーフが前に出たり、

SBとマークの受け渡しをして、SHが前に出たりしていた

 

 

アンカーを置いているので、

インサイドハーフが積極的に前に出られるようになっていた

 

 

それを活かしたハイプレスではなかったのは、意外な気もしたが、

自分たちのブロックを下げないという狙いがあったと思う

 

 

鳥栖としては、ボールは持てているけど、

最終ラインより前にボールが出ない

 

 

東京のブロックの外でボールが回るだけになってしまった

 

 

これは昨年までの悪い流れの東京で何度も観たシーンだった

 

 

ダイヤモンドの1-4-4-2の利点は、

トップ下が自由に動けることだと思っている

 

 

この日の東京は、全体をコンパクトに作っていたし、

アンカーがバイタルを埋めていたので、

鳥栖のトップ下の鎌田が動くスペースがなかったように観えた

 

 

ポゼッションの狙い所を埋められ、

プレッシャーに屈することが多いので、

窮屈な攻撃しかできなかった

 

 

前半の途中から、フラットな1-4-4-2気味になったこともあって、

前線に人数をかけられなかった

 

 

それを解消する意味で、白を入れたと思うが、

大勢には影響がなく、前線にボールが入らなかった

 

 

カウンターで中盤の選手がボールを運んだ時が、

ゴール前に行けるかも・・・と思うくらいだった

 

 

90分を通して、得点の匂いがしない攻撃になってしまった

 

 

東京だと、前に個の力の高い選手がいて、

ポイントができて、速攻ができた

 

 

しかし鳥栖だと、そういった選手がいない

 

 

その場合にどう攻撃を作っていくか?は

大き過ぎる課題のように感じた

 

 

狙いは高い位置で引っ掛けて、カウンターだと思う

 

 

しかし、この日は、トップ下も守備に引っ張られ、

ボールを奪う位置が低かった

 

 

八方塞がりの状態で90分が過ぎてしまった

 

 

攻撃の形が出来ないので、

J1で苦戦しているのかなと思った

 

 

東京からすると、狙い通りの守備ができたはずだ

 

 

ロングボールにはCBが対応していたし、

アンカー、SBもセカンドを狙っていたので、

鳥栖にポイントを作らせなかった

 

 

中盤も5枚揃えているので、

インサイドハーフが後ろを気にせずに、

前に出られる環境を作っていた

 

 

高い位置でボールが奪えれば・・・と狙っていたと思うが、

そこまで狙いがハマらなかった

 

 

昨年まで、自分たちがやってきたサッカーなので、

強み・弱みを把握した守備だったと思う

 

 

東京ボールのときは

トップの前田が孤立してしまった

 

 

ボールを奪う位置が高くないので、

前線にポイントを作るべく、長いボールを入れていたが、

トップは1対2だし、鳥栖のCBも上手く対処していた

 

 

トップが競ったセカンドを拾う選手がおらず、

鳥栖にボールを渡すシーンが目立った

 

 

鳥栖はボランチが余っているので、

セカンドを拾いやすかったと思う

 

 

2トップだと、こういったシーンが少ないのだけど、

1トップで、中盤が下がっていると、よく観るようになってしまう

 

 

2列目の選手が頑張って走るしかないので、

誰がフォローに入るのか?をはっきりさせないといけない

 

 

長いボールが使えないので、東京はポゼッションすることになる

 

 

両SBの所で時間ができるのを、使っていた

 

 

フィッカデンティさんのシステムでは、

最終ライン4人、中盤3人の7人でブロックを作る

 

 

そのため相手のSBやWBをケアする選手がいないので、

そこにボールが回ると、余裕を作らせてしまう

 

 

これも昨年までの東京でよく観たシーンで、

サイドチェンジに、中盤3人が大移動することになる

 

 

東京の選手は、昨年まで仕掛けられていたことを

逆に仕掛けていた

 

 

この日の鳥栖の中盤の3人もかなり走っていたが、

東京のSBに対して、ボールを奪うほどの激しいプレスはしなかった

 

 

このプレスの強度は、昨年までの東京と違いかもしれない

 

 

ただ大移動するのは同じで、インサイドハーフが対応することになる

 

 

そうすると、バイタルが2対2になるし、スペースが空いてくる

 

 

鳥栖は、逆サイドのインサイドハーフの絞りが少ないように感じた

 

 

これも昨年までの東京との違いだと思う

 

 

そのため、ボランチとインサイドハーフの間にスペースができていた

 

 

東京はそこを使えると面白いと思ったが、

ボールホルダーが中を切られていたし、

チャレンジの回数が少なかった

 

 

そのスペースを埋めるためか?

前半途中からトップ下の鎌田を1列下げて、

フラットな1-4-4-2気味で守っていた

 

 

そうすることで、バイタルのスペースは埋められたが、

インサイドハーフが外に出る感じがしなかった

 

 

インサイドハーフは中盤を3人で守る時の感覚でブロックを作っていた

 

 

極端に描くと、同じく赤を東京、青を鳥栖として、

両チームのフォーメーションを重ねる

 

screenshotshare_20160513_235026

 

 

簡単に数合わせをすると、東京から見て、

両SBが空いているので、+2

アンカーが空いているので、+1

インサイドハーフの所が2対4なので、-2

トップの所が1対2なので、-1

 

 

そのため東京のSBの所で時間ができるのは、同じだった

 

 

鳥栖としては、ブロックの外で時間を作られても、

最後の所を抑えればいいという考えだったと思う

 

 

後半に鎌田を下げて、ダイヤモンドの1-4-4-2に戻したが、

考え方は同じだと思う

 

 

東京のトップやSHには厳しく寄せていたので、

ゴール前にボールが入るシーンが少なかった

 

 

中盤で引っ掛けて奪えれば・・・と思っていたかもしれないが、

ほぼ狙い通りの守備ができたはずだ

 

 

東京としては、

少ないチャンスを決めていれば違った感想になったが、

前に掛ける人数を増やさないといけないと思った

 

 

前述のようにトップが孤立してしまったので、

SHやインサイドハーフが近くにポジションできれば、

ショートパスの交換でゴール前に行けたはずだ

 

 

特にインサイドハーフにそれを求めたかったが、

全体のバランスを気にしていたし、

ボールを引き出すスペースがないと感じたのかもしれない

 

 

事実、鳥栖は中盤3人が中央でブロックを作るので、

バイタルにスペースはほとんどない

(前半途中からは4人で埋めていた)

 

 

それでもボールを縦に入れるチャレンジは増やさないと、

攻撃のバリエーションが増えない

 

 

中央でボールを引き出す動きがないと、

サイドの攻略も難しいと思う

 

 

鳥栖が2トップだったので、CBに余裕がなかったかもしれないが、

SBにボールが入れば、時間ができたので、

そこからバイタルに入れられれば・・・と思いながら観ていた

 

 

東京の選手交代は、フォーメーションを変えずに、

フレッシュな選手を入れる交代だった

 

 

守備面で上手くいっていたので、

フォーメーションを変える必要はなかった

 

 

ただトップが孤立していたので、

2トップにするという案もあったのではないか?

 

 

結果論だけど、もっと攻撃的なカードを切ってもよかった

 

 

どうゴール前にボールを運ぶのか?という絵を描けていない

という印象が、今シーズンずっと続いている

 

 

鳥栖のダイヤモンドの1-4-4-2は、Jリーグではやや特殊だ

 

 

ただブロックを作られたときに、

どうやって攻めるのか?への解はそろそろ欲しい

 

 

東京も攻撃の形ができないのが、

順位を上げられない理由だと考えている

 

 

試合の感想は

両チームとも守備から考えてサッカーをしていた感じがした

 

 

勝手知ったる間なので、強み・弱みを握った上で、

どういうサッカーをするか?が、鍵だった

 

 

両チームとも、やりたいサッカーはできたと思う

 

 

お互い守備が機能していたので、

シュートチャンスが来なかったと言うべきかもしれない

 

 

ただ攻撃の絵を描き切れなかったために、

チャンスが作れなかったとも言える

 

 

攻守のバランスを大事にしていたので、

リスクを背負って、前に出るというプレーが少なかった

 

 

良く言えば、大人のサッカーだったが、

悪く言えば、臆病なサッカーだった

 

 

この日は平日ナイターで、コアな人が多かったと思うので、

神経戦の90分でも楽しめたかもしれない

 

 

事実、yas-mikiも、それを楽しんだ一人だけど、

ライトなファンをつかむサッカーではないと感じた

 

 

観ていて楽しいサッカーをするのが、

プロサッカーの仕事ではないのが難しいところだ

 

 

特に東京は、優勝という結果が出ないから、

監督を変えたと思っているので、

サッカーの内容に拘ってないかもしれない

 

 

それでも、この言葉を思い出す

見ている人もやっている選手も、心の底から楽しいと思えるようなサッカーがしたい

 

【読書】 指揮官の流儀 ~直球リーダー論~

 

 

この日の90分を観て、

どれくらいの人が楽しいと思ったのだろうか?

 

 

両チームとも、もっとアグレッシブな攻撃を仕掛けて欲しかった

 

 

また2週間後に味スタに来る予定なので、

東京の進化に期待したい

 

 

 

yas-miki

 

サッカー観戦の参考に

【読書】 サッカースカウティングレポート ~超一流のゲーム分析~

 

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ジェフ千葉、FC東京を中心に、Jリーグを観戦してます。 これでもガンバ大阪のファンです。 ピッチを俯瞰で観られる席を好み、 「戦術」と「個の力」を同時に観ることが目標です。 最近はピッチ外のことにも興味を持ち、 『勝手にスタジアムツアー』と題して、歩き回ってます。 「一生をかけて、Jリーグのスタジアムを制覇したいな」 という壮大な夢もあります (たぶん無理…) サッカー好きな方、SNSで遊びましょ!!(特にgoogle+です)
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