注目記事
スポンサーリンク

 

昨日のサッカー界のビッグニュースは、

地震で試合中断や浦和6発快勝というのもあったが、

やはりFC東京の武藤マインツ移籍だろう

 

 

岡崎に移籍話があるので、一緒にプレーできるか?は

まだ分からないが、

日本人を受け入れる体制は、他のクラブよりは整っているだろう

 

チェルシー移籍から始まり、

欧州移籍の話で周囲が騒がしくなった

 

 

「まだチェルシーは早い」、「もっとJで結果を残してから」

という意見もあるのは事実だろう

 

 

yas-mikiは、

海外に行けるチャンスがあれば、早めにチャレンジすればいい

という意見だ

 

 

行ってダメなら、Jに帰ってくればいい

 

 

宇佐美や槙野だって、海外帰りで活躍している

 

 

報道によれば、「FC東京で引退したい」と言っていたようだが、

ダメだった時の受け皿はあるので、

思う存分チャレンジして欲しい

 

 

数ある移籍話から、マインツを選んだのも正解だろう

 

 

試合に出られる見込みのあるクラブに行くのは、

とても大事だと感じている

 

 

宇佐美のバイエルン、宮市のアーセナルのように、

ビッグクラブに所属しても、試合に出ないと、

選手としてステップアップできないと考えている

 

 

そういうことを考慮して、マインツを選んだようなので、

賢明な判断だと思う

 

 

マインツで活躍できれば、ビッグクラブからの話は来るのだから

 

 

ではマインツで活躍できるのだろうか?

 

 

昨シーズンよりFC東京のシーズンシートオーナーになり、

多くの試合を観てきた記憶から想像してみたい

 

 

かなり簡単な予想なのは、ご容赦頂きたい

 

 

やはり行ってみないと、試合に出てみないと分からない

というのが結論になってしまう

 

 

ここで成功すると言っても、活躍できないかもしれないし、

その逆もあり得る

(後者の方が嬉しいのだが・・・)

 

 

まずは起用法を整理したい

 

FC東京は4-3-1-2(ダイヤモンドの4-4-2)を採用している

 

FC東京起用法

 

 

この図だと11番(2トップの左)に位置することが多かった

 

 

2トップの相方には、体が大きくターゲットになれる選手、

トップ下には機動力とテクニックのある選手がいて、

3人で前線をかき回すという役割だった

 

 

チームとしてして堅守速攻を得意としていて、

武藤の前には広大なスペースがあった

 

 

そこを持ち前のスピードを活かしてゴールに向かうという

プレースタイルだと認識している

 

 

散々メディアで言われていることだが、

体の強さはJリーグでも、かなり高い位置にいて、

スピードもあって、優れたFWだと思う

 

 

しかし活躍できた要因の一つに、

前の3人(2トップ+トップ下)が近い位置にいて、

サポートが手厚かったこと

ゴールに近い位置でプレーできていたことがあると思っている

 

 

もう一つ活躍できた要因を挙げれば、

守備のタスクが少なかったこともある

 

 

守備に走ってないとは言わないが、

2トップは前線に残り、相手のCBとボランチに対して、

パスコースの限定という仕事だけだった

 

 

相手SBを追いかけてスプリントするというシーンは、

ほとんど観たことがなかった

 

 

ある意味で攻撃に専念できたと言える

 

 

ではマインツではどうなるか?

 

 

残念なことに、yas-mikiは、マインツの試合を観たことがない

 

 

ビッグクラブではないし、堅守速攻型のチームと予想するので、

ここはFC東京を変わらない

 

 

ただ岡崎1トップという事実は知っているので、

フォーメーションは、4-2-3-1か4-3-3だろう

(おそらく前者だと想像する)

 

 

少しネットで調べると、当たらずとも遠からずという感じだった

 

 

報道によれば、マインツ側は

「優秀なワイドアタッカー」という評価のようだ

 

 

マインツ側は、左ワイドの選手として考えているはずだ

 

マインツ予想

 

 

この図では10番にあたる

 

 

FC東京では、昨シーズン初期や相手の出方によっては、

左ワイドを担当することもあったし、

代表でもこのポジションで起用されている

 

 

直近だと先週の名古屋戦で4-2-3-1の左ワイドだった

 

 

攻撃スタイルや守備のタスクは、監督によって異なるが、

ボールを持つ位置がゴールから離れること

周りのサポートが少なくなること

相手SBをケアして、守備に走らなくてはいけないこと

 

 

これらは確実に起こる変化だろう

 

 

FC東京より、点が取りづらい環境なのは、間違いない

 

 

環境下で活躍できるか?が問われる

 

 

次に個人能力について考える

 

 

よく報道されるのは、フィジカル能力(特に強さ)の高さだ

 

 

プレースタイル上、

相手CBと空中戦というシーンはあまりないが、

100%フィジカル負けという印象はない

 

 

武藤の良さは、ボールを持ってドリブルした時の強さだ

 

 

スピードもあり、相手は当たりに行きにくい中で、

引きずってでも前に行けるのは、素晴らしい

 

 

日本人ドリブラーにありがちな技術はストップ&ゴーで

敏捷性で勝負するタイプではない

 

 

サッカー用語で言えば、ゴリゴリ行けるタイプの選手だ

 

 

ドイツへ行けば、周りのフィジカル能力が上がるので、

今のようにできるとは思わないが、やれないことはないと思う

 

 

岡崎が開拓したフィジカルでも対抗できるアタッカーになれるだろう

 

 

そういう意味では、チームへのフィットは早いかもしれない

 

 

スタミナ面で問題を抱えているようには見えないが、

守備のタスクが多くなり、守備でのスプリントが増えた時、

ゴール前で頑張れるパワーを残せるか?が疑問だ

 

 

直近の名古屋戦では、5バックで守られたこともあるが、

少しゲームから消えてしまう時間が長かった

 

 

前線の選手なので、疲れたら交代という使われ方をすると思うので、

スタミナ切れの問題は、重要ではないかもしれない

 

 

一つ懸念があるとすれば、左ワイドでプレーした場合、

縦に突破した後のプレーだろう

 

 

基本左足でクロスなのだが、それが上手い印象がない

 

 

今は右に抜けても、左に抜けてもシュートで終われるのが、

クロスを入れなければならくなった時、良質なボールが入れられるか?

 

 

サイドアタッカーが縦に抜けてもクロスがダメなら、

相手DFは縦を開けて、中だけケアすればよくなり、

かなり楽になる

 

 

縦の脅威をどれだけ与えられるか?が、

活躍するための重要ポイントだ

 

 

最後に環境面だが、

パーソナリティーに問題があるようには見えない

 

 

逆に慶応大を選んだり、マインツを選んだり、

自分を客観視できる冷静さがある

 

 

今のフィジカルを作ったトレーニングをできる真面目さもある

 

 

試合を観ていても、冷静さを失うシーンはない

 

 

淡々と次のチャンスを待ち、自分のタスクをこなしている

 

 

これは日本人の特徴して認識されていることだし、

ドイツの監督にしたら、起用しやすい性格と言える

 

 

弱気なプレー選択をすることも少ないので、

ドイツでも周りを活かしながらも、自分を出すということは続けられるだろう

 

 

生活環境に慣れるか?というのは、分からないが、

マインツは岡崎を受け入れた実績があるので、

日本人に合った環境を用意できると思う

 

 

食の心配もあるが、ここまではファンには分からない

(心配ないと信じたい)

 

 

ここまで簡単に振り返った結論は、

個人能力やパーソナリティーに問題はないが、

起用法が変わるので、

今のようにゴール量産とはいかなくなるんじゃないか?

 

 

この予想を裏切って、活躍してくれることを、

日本人として願っている

 

 

そうすれば次の日本人にチャンスが回ってくるのだから・・・

 

 

 

yas-miki

 

 

サッカー界のトピックス記事は、こちら

ツエーゲン金沢が好調な理由を考える

 

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事