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書くのが遅れたので、記憶も曖昧だけど、

ジェフ千葉からすると8日のプレビューを含めた形にしたい

 

 

相手がジュビロだからか?プレーオフ争いをしているからか?

16000人超えの観衆が集まり、味スタが埋まっていた

(1階席だけ、緩衝帯ありだけど・・・)

 

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磐田は自動昇格、東京はプレーオフという分かりやすい目標があるので、

テンションの高い試合を期待していた

 

 

前半25分くらいのPK&一発レッドが大きく流れを変えた試合だった

 

 

10対11になると面白くない試合になることも多々あるが、

この日は局面の激しさも残しながら、

攻守の入れ替わりも早くて面白い試合だった

 

 

ここからは東京ヴェルディ強化月間になるので、

状況を把握しながら、追いかけていきたいと思っている

 

 

前回は、ホームの岡山戦だった

 

 

2015年10月10日 J2 ファジアーノ岡山@東京ヴェルディ

 

 

この時は3バック対策なのか?1-4-3-3でスタートしたが、

この日はおそらく?いつものフラット1-4-4-2でスタートした

 

 

対する磐田は、4月にフクアリで千葉戦を観て以来なので、

情報はほとんど持っていない

(千葉戦の記録も残していなかった)

 

 

いつもなのか?1-4-2-3-1でスタートした

 

 

赤を東京、青を磐田として、両チームのフォーメーションを重ねる

 

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赤の東京から見て、簡単に数合わせをすると、

CBの所で2対1なので、+1

ボランチの所で2対1なので、+1

磐田のボランチが余って、-2

 

 

磐田のボランチをどうするのかな?と思って観ていた

 

 

磐田が積極的に前へボールを入れて、

ボランチの川辺を上げてきたので、

東京としては、ダブルボランチで数的同数を作る感じだった

 

 

個の能力で上回る磐田を、

東京が組織で抑えるか?が前半の見所だった

 

 

特にジェイ対田村のマッチアップが厳しいだろうなと思っていたが、

ハイボールに対して、田村ではなく、井林が対応していたのが印象的だった

 

 

できるだけミスマッチを作らないように工夫してた

 

 

個の能力では磐田なので、

東京の選手は、あきらめない気持ちで対抗していた

 

 

前半は体の無理が効くので、最後まで頑張ることで、

磐田を抑えようとしていて、それが機能していた

 

 

それは自分たちの方が戦力では劣ることを認めた上でのサッカーなので、

やることがはっきりして分かりやすかった

 

 

局面で頑張ることで、ボールを失わない、

ゴールを守る姿勢が素晴らしかった

 

 

磐田は、あまりリスクを冒さず、前の4人+1ボランチで攻めていた

 

 

連動性はあるのだが、ポジションチェンジも少なく、

個の能力で最後は何とかしたいサッカーだった

 

 

J2では巨大戦力なので、

それができるメンバーが揃っていた

 

 

東京は前に機動力のある選手を増やして、

ゴール前をかき回したいサッカーだった

 

 

磐田は1-4-2-3-1でブロックを作るので、

東京のボランチは、比較的簡単にゲームを作れる

 

 

そのため、サイドのSH、SBにボール回して、

そこからボックスにボールを入れる作業をしていた

 

 

テクニックに優れる選手が多いので、

長短のパスを使い分けて、ボールを運ぶのは機能していた

 

 

また前に機動力のある選手が多いので、

ボックスの中で何かを起こしたいという意図だと思う

 

 

2トップにボールは入っていたし、

積極的にゴールを目指す姿勢も良かった

 

 

磐田は慎重に、東京は積極的にというのが、

前半25分くらいまでの印象だった

 

 

そこで東京の2トップが細かいパスでチャンスを作って、

ハンドでPK&一発レッドを引き出した

 

 

その前もチャンスを作っていたが、

狭い局面でも前に出る姿勢が、結果になったシーンだった

 

 

ただそのPKをストップされ、流れを引き寄せられなかった

 

 

磐田はすぐに1-4-4-1にシステム変更した

 

 

赤を東京、青を磐田として、

もう一度両チームのフォーメーションを重ねる

 

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同じく赤の東京から見ると、

CBの所で2対1なので、+1

になるくらいで、ボランチも組み合っている印象だった

 

 

磐田が分かりやすいくらいキレイに1-4-4-1のブロックを作っていた

 

 

東京はやることを変えずに、積極的にサイドに運んで、

ボックスに入れる作業をしていた

 

 

ただゴール前の個の能力が劣るので、

最後で磐田のDFに守り切られてしまった

 

 

ジェイが負傷離脱で、磐田が2枚目のカードを切ってからは、

磐田にとっては厳しい状況になった

 

 

ただ個の能力では勝っているので、

最後の所でやられなければいいよという感じだった

 

 

そのまま前半終了して、

東京からすると、1人多いし、どこかでチャンスが来るでしょう

磐田からすると、ボールを持たせても、最後で守ればいいでしょう

という思惑が見え隠れする雰囲気だった

 

 

磐田が10人になるまでは、慎重な磐田と積極的な東京という構図だったが、

それが逆になった感じだった

 

 

自動昇格のためには3ポイントが必要だが、

10人になってしまったことで、

磐田の選手にいい意味での開き直りが出てきた

 

 

マイボールになると、縦に早く運んで、

少ない人数でシュートまで行くというサッカーが徹底されていた

 

 

それが後半開始直後にゴールという結果につながった

 

 

サイドで小林が時間を作って、空いたスペースに川辺が走りこんで、

2人の関係だけで、ゴールに行ってしまった

 

 

東京からすると、人数はいたので、

前半の頑張りがあれば、止められた失点のように観えた

 

 

GKを含めて、全員がクロスをケアしてしまったかな?

 

 

遠くからはGKのポジショニングが、おかしかったように観えた

 

 

この1点で、磐田が守って早く攻める色合いを濃くした

 

 

東京からすると、機動力のある選手を揃えたけど、

それを活かすスペースが埋められてしまった感じだった

 

 

ボールを持てるけど、ゴール前で無理が効かない展開になってしまった

 

 

そうしているとアダイウトンの個人技で2点を追加されて、

(3点目の川辺のパスは素晴らしかった)

10人の磐田に0-3とされてしまった

 

 

まんまと磐田の策にハマってしまった感がある

 

 

ミドルサードまでは、ボールが行くけど、

アタッキングサードで力強さやアイディアが足りなかったし、

磐田の選手がやらせなかった

 

 

仮定の話で11対11だったら、

また違った展開になったかもしれない

 

 

磐田が開き直ることもなく、

東京の頑張りで拮抗した試合だったかもしれない

 

 

それくらい90分を左右したレッドカード&PKストップだった

 

 

磐田は自動昇格圏にいるチームだけあって、

個の能力が高く、組織も整備されていた

 

 

この日観た中では、小林、川辺といった若い選手が躍動していたし、

上田や最終ラインの選手の気の利いたプレーが素晴らしかった

 

 

アダイウトン、ジェイという武器も持っているので、

自動昇格も近いのかな?という印象だった

(ジェイが次の試合に戻ってくるのか?知らないが・・・)

 

 

観戦強化月間の東京は、弱みが露呈したかな?

 

 

資金難から有力選手を放出せざるを得ないクラブ環境なため、

ゴール前で仕事ができる選手が少ない

 

 

そのため相手にゴール前に人数をかけられると、

ゴールを奪い切れる力強さがなかった

 

 

それを補うべく、機動力のある選手を揃えて、

ゴール前をかき回すようにしている

 

 

細かいパスなり、ドリブルなりでチャンスを作っていくしかないので、

その攻撃をやり切ることができるか?が、今後の課題になる

 

 

8日の千葉戦は、千葉目線で見れば、

東京のファーストブレイクを潰して、人数をかけて守れば、

大崩れはしないと思う

 

 

攻撃も幅を使って、東京の選手の感覚を開けられれば、

個の能力差でチャンスは作れるはずだ

 

 

その準備をできれば、千葉が優位だと思っている

 

 

 

yas-miki

 

 

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