Jリーグというカテゴリーに絞ると、
週末には3試合が予定されている
J1のチャンピオンシップ決勝 ガンバ大阪@サンフレッチェ広島
J1昇格プレーオフ決勝 アビスパ福岡@セレッソ大阪
(偶然?の産物で、ヤンマーなので、セレッソのホームになってしまった)
J2・J2入れ替え戦 FC町田ゼルビア@大分トリニータ
テレビ観戦を中心に、全クラブをチェックしたので、
なんとなくのポイントを紹介したい
Contents
J1チャンピオンシップ決勝 ガンバ大阪@サンフレッチェ広島
まずはJリーグの頂点を決めるとされるチャンピオンシップ
1stレグが、3-2で広島だったので、
現実的にガンバが勝つには、2点差の勝利が必要になった
【テレビ観戦】 2015年12月2日 J1 サンフレッチェ広島@ガンバ大阪
勝手な予想だけど、ガンバはシステムを変えずに、1-4-2-3-1
広島も変えずに、1-3-4-2-1でスタートするはず
スタメンの注目は、ガンバのパトリックが出るか?だろう
点が欲しいガンバなので、先発させると思うが、
そうすると1stレグで機能してた前線の守備があやしくなる
青をガンバ、赤を広島として、
広島ボールの時を考える
広島は、1-4-1-5になって、ガンバは1-4-4-2のブロックを作る
1stレグでガンバは、
広島のボランチ(赤の7番)青山のケアを大事にしていた
トップに起用した長沢が走るという方法だったが、
その負担をパトリックに求めるか?がポイントになる
倉田をトップ下で使って、
青山にマンツーマンで付けるという策もあるかもしれない
その場合は、宇佐美がゴールから遠い左SHで、
守備の負担が重くなることが心配になる
広島が1-4-1-5で繋いでくるのは、はっきりしているので、
長谷川さんがどういう策で出るのか?は注目ポイントになる
注目のマッチアップは、
ガンバの右サイドで起こるであろう米倉vs清水だ
どちらも攻撃が得意なので、
どちらがボールを持って勝負を仕掛けられるか?
試合がどちらペースか?を探るいい鍵になる
広島の5トップに対して、
ガンバは4バックでスライドすることで対応すると考えられるので、
どうしてもサイドの1対1が増える
ぜひとも米倉には頑張って欲しい
試合全体を観ると、前半のうちにガンバがリードできると、
試合が動いて面白くなる
年間勝ち点1位の広島は勝たなければいけないプレッシャーがあるはずなので、
試合の終盤で1点差だと、思わぬミスが出ることもある
(1stレグでもパスミスから失点してるので・・・)
ガンバも『ここ一番』で奇跡を起こせるクラブなので、
できれば競った展開で終盤を迎えて欲しい
一般層への訴求をテーマにしたチャンピオンシップなので、
試合のレベルはともかくとして、
観ていて面白いサッカーを期待したい
今度の地上波はNHKなので、
放送の質という意味では、それなりに安心できる
yas-mikiは、スカパーで観戦する予定だけど・・・
J1昇格プレーオフ決勝 アビスパ福岡@セレッソ大阪
次にJ1昇格プレーオフに目を移す
記事にはしてないけど、準決勝はどちらも観ている
どちらも上位のクラブが順当に勝ち進んだ
決勝は3位の福岡は引き分け以上でよく、
セレッソは勝たないといけない
メンバーのネームバリューと個の力はセレッソ
組織力と最後まで頑張る精神力は福岡な気がする
福岡は1-3-4-2-1、セレッソはフラットは1-4-4-2でスタートすると予想する
青を福岡、赤をセレッソとして、
確認のために並べてみる
セレッソは攻守両面で、1-4-4-2をキープしている
福岡は攻撃は1-3-4-2-1、守備は1-5-4-1になる
(あまり大きな変化ではないが・・・)
注目ポイントは2点あると思う
セレッソのCBがウェリントンを抑えられるか?
福岡の1-5-4-1のブロックをどう崩すか?
どちらも主語はセレッソになるかと思う
セレッソにとって、サッカーの構図は、
準決勝の愛媛戦と変わらない
ただ前線に張っている選手がパワーアップしている
セレッソは4バックなので、
CBの所は2対1なので数は足りている
しかし2対1とは言っても、ハイボールで、
近くに残されるとゴール前の展開が増えるだろう
福岡は早めにウェリントンに入れて、
セカンド勝負に持ち込みたいと考えているはずだ
セレッソのCBがそれを許さなければ、
福岡の得点チャンスは激減すると思う
(セットプレーという武器は残しているが・・・)
山下、茂庭は実績がある選手だけに、
そこの攻防は楽しみにしたい
もう一つはセレッソの攻撃にある
愛媛戦の前半は、愛媛の1-5-4-1のブロックにかなり手を焼いていた
愛媛の5-4の9人のブロックに入るセレッソの選手は、2トップとSHの4人になる
カウンターのリスクを気にして、前を4人にしたと思う
しかしかなりの数的不利で、攻撃の糸口は、田代の高さくらいだった
後半になって、愛媛のスタミナが切れてきたこともあって、
ボランチ、SBが高い位置をとって、
5-4のブロックに入る選手を増やした
そうすることで、敵陣でのプレーを増やし、
チャンスの数も増えてきた
勝たないといけないセレッソとしては、
前半から点を獲りに行くという策もある
終盤まで0-0で引っ張って、福岡にプレッシャーを与えて、
1点獲って勝つという策もある
どちらにせよ点は必要なので、
5-4のブロックを崩さないといけない
ポイントは、セレッソのボランチの2人が、
どこでボールを持って?、どれだけ自由にできるか?
山口も橋本も、レベルの高い選手なので、
自由に持てると、厳しいボールが入ってくるので、
福岡としては、抑えておきたいと思っているはずだ
しかし、5-4のブロックは崩したくないので、
その狭間で、福岡のボランチがどう振る舞うか?を観ていきたい
千葉を通して、J2を観てきたとは言っても、
流石にヤンマーまではね・・・ってことで、スカパーで観戦する予定だ
J2・J3入れ替え戦 FC町田ゼルビア@大分トリニータ
最後に入れ替え戦に目を移すと、
大分がどう修正してくるか?が鍵になる
1stレグは2-1で町田が勝ったので、
大分は1-0、または2点差以上が必要になった
1stレグの内容は逆転負けで、やられた印象が強い
2015年11月29日 J2・J3入れ替え戦 大分トリニータ@FC町田ゼルビア
しかも最終ラインの選手が2人退場しているので、
守備の再構築が必要になる
1stレグでは、両チームともフラットな1-4-4-2だった
あんまり意味を持たないけど、
青を町田、赤を大分として、両チームのフォーメーションを重ねる
両チームともに、ボランチが余り気味だけど、
目の前の相手がはっきりするので、
観ている方は分かりやすい
その目の前の局面で負けない、優位に立つことが、
チーム全体の結果に直結する形だ
1stレグでは、町田のトップにボールが収まって、
それが町田優位の原因だと思っている
大分からすると、サブの選手が出て、それを止める手立てが必要だ
今年の大分を追っているわけではないので、勝手なことを書けば、
フラットな1-4-4-2でスタートしても、自陣深くに最終ラインを設定して、
町田のトップを、CBとボランチで挟むようにするという策がある
全体が下がるので、けっこうリスキーではあるが、
1stレグの焼き直しではいけないので、試してみる価値はあると思う
さらに勝手な意見で、思い切って3バックという策もあるかもしれないが、
そこまで変えてしまうと、デメリットの方が大きいかもしれない
アウェーゴールを1点獲って、ホームなので、
開き直って戦って欲しい
終盤まで0-0で引っ張って、1点獲れればJ2残留なのでね
町田は、何も変える必要はないと思う
ほぼプラン通りの試合ができた
0-1で負けて、J3残留というリスクはあるが、
逆に1点獲れれば、かなり昇格に近づける
今シーズン3、4試合観ているが、常に堅いサッカーで失点が少ない
全体がコンパクトで、ハードワークできているし、CBの強さもある
交代選手枠のレギュレーションの違いを考慮して、
スタミナをセーブする必要があるが、
入れ替え戦という言葉が、選手を走らせてくれるかもしれない
あんまり大崩れする感じではないので、
早めに1点獲って、優位に試合を進めたいはずだ
J2・J3というレベルなので、偶然でゴールが決まる部分も大きい
(J1のチャンピオンシップとて、変わらないかもしれないが・・・)
大分が何か変えてきた時の素早い対応が求められると思うので、
そこは相馬さんの手腕が問われる
たぶんフラットな1-4-4-2は変えないので、
そのシステムの中で、修正すると思う
何はともあれ、目の前の1対1で負けない強さが必要になると、
1stレグを観て思った
J3より、レベルの高いJ2観戦の選択肢を増やしたいので、
町田に頑張って、昇格して欲しい
ヤンマーですら無理なのに、大分まではね・・・ってことで、
スカパーで観戦の予定だ
たぶん録画を月曜日に観ることになるかな?
シーズンの最終戦なので、かなり熱い試合になると思う
NHKの地上波、スカパー無料デーがあるので、
環境さえ整っていれば、全試合観ることもできる
少しでもJリーグファンを増やすいい機会なので、
選手の皆さんには、熱い試合を期待している
yas-miki
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