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これまで首都圏でプレーオフ決勝だったので、

油断していたら、今年はヤンマーなのね・・・

 

 

千葉が出るわけでもないし、

さすがに大阪まではね・・・ってことで、スカパーで観戦

(千葉が出ても、大阪まで行くか?あやしいけど)

 

 

偶然の産物?で、セレッソのホームになってしまったので、

記事のタイトルも@セレッソ大阪にした

 

 

細かいことを言うようだけど、

3位が福岡だから、福岡をホームゴール裏に設定すべきじゃない?

(メインスタンドから見て、左側)

 

 

運営のしやすさだろうけど、

本当にセレッソのホームゲームに感じた

 

 

スカパーの解説には、名波さんが来ていて、

詳しい説明でかなり楽しく観られた

 

 

プレーヤー目線の解説が多いのは、

まだ駆け出しの監督だからかな?

 

 

位置づけとしては、勝たないといけないセレッソ、

引き分けてもいい福岡になる

 

 

これまでのプレーオフでは、3位のクラブは昇格できない歴史があったので、

『史上最強の3位』福岡が、打ち破れるか?という楽しみもあった

 

 

どちらの準決勝も観ていたが、それ以前になると、

福岡は、テレビ観戦だと千葉戦、現地観戦は大宮戦以来になる

【テレビ観戦】 2015年10月10日 J2 ジェフ千葉@アビスパ福岡

2015年5月31日 J2 アビスパ福岡@大宮アルディージャ

 

 

セレッソは、記事にしていないが、4月の千葉戦をフクアリで観て以来かな?

 

 

Contents

試合前のポイントは

セレッソのCBがウェリントンを抑えられるか?

福岡の1-5-4-1のブロックをどう崩すか?

だと思っていた

 

 

シーズン通して福岡は結果を出したので、サッカーは変えないと考えて、

主語はセレッソにしていた

 

 

スタメンを確認すると、準決勝と大差なかったので、

セレッソも一応築いたサッカーで対抗するようだった

 

 

2点目のセレッソの攻撃には注目していた

 

 

点を獲らないことには、始まらないセレッソなので、

福岡のしっかりとした守備をどう崩すか?について、

何かしらの策はあるかと思っていた

 

 

基本のフォーメーションは

福岡が1-3-4-2-1、セレッソはフラットな1-4-4-2でスタートした

 

 

並びは、それぞれの準決勝と同じだった

 

 

青を福岡、赤をセレッソとして、両チームのフォーメーションを重ねる

 

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広島や浦和と違って、福岡は基本のフォーメーションからの変化は小さい

 

 

細かいことを言えば、

攻撃は1-3-4-2-1、守りは1-5-4-1になるくらいだ

(この数字遊びに、意味はないと思っている)

 

 

なので簡単に数合わせをすると、福岡から見て、

CBの所で3対2なので、+1

ボランチは余り気味だけど、±0

トップの所で1対2なので、-1

 

 

セレッソボールの時間が長いので、福岡は1-5-4-1の色が強く、

意外と噛み合わせは悪くない印象だ

 

 

お互いCBの所で1人余らせているので、

余裕のある守備になることが予想された

 

 

福岡ボールのときは

福岡は1-3-4-2-1を崩さずに攻めてきて、

セレッソは1-4-4-2のブロックを作る

 

 

リスクを冒して攻めるチームではないので、

近くにいるフリーの選手を使いながら、

最終的には、トップのウェリントンを目指していた

 

 

注目のウェリントンの所は、セレッソのCBが2対1なので、

ほぼ完封だったと思う

 

 

茂庭、山下の2人がしっかりとした仕事した感じがした

 

 

福岡はボランチの攻め上がりが少ないので、

セレッソのボランチが余り気味でいられた

 

 

そのためサイドの攻防にもヘルプができたので、

福岡のストロングでもあるWBの攻め上がりも

あまり効果を発揮できなかった

 

 

前半のうちは、WBの攻め上がりの回数も制限していた感があるけど

 

 

基本的には、セレッソの4-4で作った8人のブロック対して、

福岡の選手は1トップ+2シャドーにWBくらいなので、4人かな?

 

 

セレッソから見ると、かなりの数的優位なので、

しっかりと守備はできている感覚だったと思う

 

 

セレッソが先制して、福岡に点が必要になってからは、

前の人数を増やしていった

 

 

まずは選手交代なしで、1トップ+2シャドーから、

2トップ+1シャドー(トップ下?)に変更した

 

 

青を福岡、赤をセレッソとして、

もう一度、両チームのフォーメーションを重ねる

 

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前線の並びを変えただけなので、大きな変化ではないが、

青の福岡から見て、

CBの所で3対2なので、+1

ボランチが余って、+2

トップ下の所で1対2なので、-1

セレッソのSBが余って、-2

 

 

中盤で3対2の数的優位を作る形になった

 

 

狙いはウェリントンの所で、1対1を作ることかな?と観ていた

 

 

セレッソの2人のCBに対して、2トップをぶつけた形になった

 

 

これでもセレッソの守備は崩れる感じはしなかった

 

 

セレッソから見ると、サイドは数的優位になるし、

CBの所も、ボランチを含めて考えると、4対3なので、

あまり怖くはなかった印象だった

 

 

福岡は更なる一手で、4バックにして、

ダイヤモンドの1-4-4-2に移行した

 

 

背番号のの並びは適当だけど、

青を福岡、赤をセレッソとして、もう一度、フォーメーションを重ねる

 

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各所で1対1が増えて、セレッソ優位になるかもしれないが、

サイドの数的不利を解消して、前に人数をかける手だった

 

 

結果的には、この策が功を奏して、

カウンターから中村北斗のスーパーゴールで同点に追いついて、

昇格をモノにした

 

 

もう一度、同じシュートを打ってくださいと言っても、

難しいくらいのスーパーゴールだった

 

 

カウンターとは言っても、しっかりポストプレーがあって、

サイドチェンジして、SBが追い越してクロスだったので、

得点の形としては、非常にキレイだった

 

 

左SBの亀川のクロスを、右SBの中村北斗が決めたので、

福岡が前に出たのが分かる1点だった

 

 

たぶん普段の戦い方では、なかなか観られない形だと思う

 

 

最終的には、金森、亀川のサイドで攻略したのも、

2人の地力の強さかもしれない

 

 

昇格を決めたから言えることだが、

終了間際に同点弾が入ったのは幸運だった

 

 

もう少し早く点が獲れてると、セレッソのパワープレーが待っていたので、

そのリスクを最小限にできる、時間帯のゴールだった

 

 

セレッソボールのときは

セレッソは1-4-4-2を保って攻撃し、福岡は1-5-4-1のブロックを作る

 

 

構図は基本フォーメーションと変わらないので割愛する

 

 

セレッソも前半は安全なサッカーをしていて、

福岡の5-4で作った9人のブロックに入るのは、

2トップ+2SHに、SBくらいなので5人になる

 

 

福岡から見ると、かなりの数的優位だし、

最終ラインで選手が余っているので、余裕の守備だったと思う

 

 

玉田が中盤に降りてきたり、橋本、山口が上がったりしたが、

全ては最終ラインの前で起きていること

 

 

中盤の4人とコンパクトなブロックを作って、冷静に対処できていた

 

 

セレッソも5-4のブロックを崩すための特別な策はなく、

少ないタッチでパスを回して、ゴールを目指すという

オーソドックスなサッカーだった

 

 

ある意味で、強者のサッカーなので、不気味ではあったが、

福岡の最終ラインの脅威になったプレーは、2つ3つくらいかな?

 

 

何度も書いているけど、

5バックの利点は、ピッチを5分割するので、

サイドチェンジに対して、スライドする距離が格段に短くなること

 

 

セレッソはサイドチェンジすら少なかったので、

より一層、お互いの距離感を大事にしながら守れたはずだ

 

 

後半の入りで、全体のブロックが下がって、

セレッソに有利な展開になりかけたが、井原さんがしっかり修正した

 

 

点が必要なセレッソが、前に人数をかけ、サイドチェンジを増やしたが、

9人でブロックを作っているし、ウェリントンもそれなりにボールを追うので、

決定的ななチャンスは生まれなかった

 

 

そんな中での先制ゴールは、非常に価値があった

 

 

福岡がブロックを作る前に、

玉田がドリブルで、ボランチのラインを突破したのが見事だった

 

 

ワンツーも正確だったし、スプリントも早かったし、

シュートも股を抜いて冷静だった

 

 

35歳になったとは言っても、元代表の力を見せてくれた

 

 

このゴールの後は、

リードを守るためにリスクを冒す攻撃はなかった

 

 

逆に福岡が前に人数をかけて、プレッシャーをかけて、

セレッソが蹴りだすシーンも増えたので、

セレッソの得点のにおいはしなくなった

 

 

結果論になってしまうが、

2点目を決める手立てが欲しかったかな?

 

 

チャンスがなかったわけではないが、それを決め切れなかったし、

どこから?どう攻める?が、今一つはっきりしない感じがした

 

 

今シーズンを通して見た時に、迷走した結果なのかなと感じた

 

 

タレントは揃っているが、チームの方向が定まった感じではなかった

 

 

パワープレーも時間が短く、

チャンスが来ないままのタイムアップになった

 

 

試合の感想は

ようやく3位のクラブが昇格を決めて、良かったなと思う

 

 

これまでプレーオフを勝ち抜いたクラブは、

J1でボコボコにされて送り返されたので、

『史上最強の3位』の福岡が勝ち上がって楽しみが増えた

 

 

色々と福岡に縁が出てきたので、

その喜びは一層大きなものになった

 

 

来年どう戦うか?を早くもテーマにしていて、

もう準備は始まっているようだ

 

 

解説の名波さんも、

「ジュビロがエレベーターチームにならないように」

と準備を進めているようだった

 

 

サポーターも分かっていて、GKの中村航輔には、

来年も一緒に戦おうのバナーがあった

 

 

この日も安定したプレーだったので、

福岡としては絶対にいて欲しい存在だろう

 

 

レンタル元の柏とどうするか?分からないが、

勝手なサッカーファンとしては、

リオを目指す彼にとっていい選択ができることを願っている

 

 

個人的な印象だけど、今の福岡の戦力では、

J1で戦うには厳しいかな?と思う

 

 

J2では、1-5-4-1のブロックを作って、堅守速攻だったが、

J1で速攻の部分が結果につながりにくいと思う

 

 

守備が安定しているので、それなりの試合はできるかもしれないが、

3ポイントを獲る、点を獲る所で苦労しそうな感じだ

 

 

松本が1年で、J2降格だったので、

別のアプローチ、補強が必要だ

 

 

井原さんの仕事なのか?フロントの仕事なのか?分からないが、

しっかりとした準備で、J1をかき回す存在になって欲しい

(解説の川勝さんの話では、フロント主導のようだけど)

 

 

J1である程度の試合の質が保たれるので、

どこかでレベスタに行きたいなと思っている

 

 

セレッソは、J2生活が2年目になってしまった

 

 

J2生活が長引くと、

選手の引き抜きがあったり、

思うような戦力を集められなくなったりする

 

 

千葉を観ている身としては、よく分かっているつもりだ

 

 

来年のJ2を見れば、ネームバリューのあるクラブは、

清水とセレッソくらいになる

 

 

しっかりと準備して、しっかりと仕事をすれば、

自動昇格に近い位置にいるはずだ

 

 

超上から目線で書くと、「そろそろダービーがしたいな」

(数年前は逆の立場だったけど・・・)

 

 

両チームのシーズンオフにも注目して、

来年を迎えたい

 

 

 

yas-miki

 

 

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