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U-23くらいだと、Jリーグでやっている選手が多いので、

なんとなく愛着のあるチームになる

 

 

まだ浅い時間だったので、生中継で観戦した

 

 

これまでの育成年代で勝ててない世代なので、

勝負強さという点で心配しながら観ていた

 

 

日本も試合を継続して観ていないので、

チームをしての事前情報は、ほぼゼロ

 

 

もちろん北朝鮮もゼロで、

中継のNHKにとっても事前情報はなかったと思う

 

 

メインスタンドからのカメラが、超俯瞰で観やすい国際映像だった

 

 

Contents

基本のフォーメーションは

日本も、北朝鮮もフラットな1-4-4-2でスタートした

 

 

何の意味もなくなってしまうけど、

青を日本、赤を北朝鮮として、

両チームのフォーメーションを重ねる

 

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北朝鮮が前から来たこともあって、

ボランチが余ることもなく、

完全に1対1ばかりの形になった

 

 

常に目の前の相手がはっきりするので、

個の力が試合展開に左右されやすくなる

 

 

前半5分で、1点獲れたことが、良くも悪くも大きかった

 

 

試合を優位に進められるのは、大きなメリットで、

結局この1点が試合を決めた

 

 

ただ1点を守る意識が強くなったように観えたので、

自分たちがボールを動かして、攻めるというシーンが少なかった

 

 

北朝鮮が前からプレスしてきたことも、大きな原因だとは思うが、

自分たちからボールを離してしまった印象もある

 

 

それは準備してきたことなのか?

自然とそうなってしまったのか?

 

 

おそらく後者だと思う

 

 

北朝鮮ボールの時は

両チームとも、フラットな1-4-4-2を崩さなかった

 

 

北朝鮮がロングボールで攻めてくるので、

日本が最終ラインの設定をかなり低くした

 

 

ロングボールなので、セカンド勝負なので、

ボランチがいる中盤のラインも下がった

 

 

観ていると、かなり低い位置にブロックができていた

 

 

CBの2人が競り合いに強いタイプなので、

かなり高い勝率で、空中戦に勝てていた

 

 

そこは試合の流れを決める大きな要因だった

 

 

全体のブロックが低く設定されているがコンパクトなので、

セカンドを拾われまくることはなく、マイボールにできる回数も多かった

 

 

北朝鮮は、シンプルにロングボールを放り込んで、

セカンド勝負というサッカーだった

 

 

SBを高く上げてサイドで数的優位を作ることも少なく、

まずはトップに入れて、トップと二列目の5人で拾う形だった

 

 

日本は、CBがしっかり競って、

周りを最終ラインと中盤のラインの7人でカバーができていたので、

数的優位だった

 

 

そのため大きな穴ができることはなかった

 

 

もちろんセカンドを拾われて、危ないシーンもあったが、

フィジカルで厳しい戦いだったが、戦う気持ちを見せてくれた

 

 

最後の所で頑張れたのは、チームとしての強さだった

 

 

試合を観ながら、勝負強さを心配していたが、

いい意味で裏切られた

 

 

日本ボールのときは

両チームとも、フラットな1-4-4-2を崩さなかった

 

 

リーグ戦の初戦ということもあるのか?

日本はボールを握っても、シンプルに鈴木の裏を使った

 

 

抜け出るまでには至らなかったが、

前線でポイントを作ろうと奮闘していた

 

 

北朝鮮がロングボールを蹴ってからの日本の攻撃なので、

北朝鮮のボランチが高い位置に残っていた

 

 

そのため、CBとボランチに挟みこまれる回数は、

思ったより少なかった

 

 

ただCBのフィジカルもかなり強かったので、

しっかりと90分ポイントになることはできなかった

 

 

また前半5分で先制したので、北朝鮮は前からプレスをしてきた

 

 

お互いフラットな1-4-4-2なので、前からプレスされると、

数的優位がどこにもできない

 

 

GKを使いながら、ビルドアップを試みていたが、

最終ラインのどこかでプレッシャーを感じてしまった

 

 

そこで無理して繋ぐことをしなかったのは、

ある意味で勝因だのだが、

試合を難しくした要因でもあった

 

 

無理して繋ぐと、高い位置で奪われるリスクがあるので、

それを排除したのは、大人の選択だった

 

 

しかし自分たちのポゼッションの時間が短くなるので、

後半のスタミナがきつくなるし、

前にはボールテクニックのある選手がいるのが活きない

 

 

また全体が間延びしたポゼッションなので、

ショートパスを使った、崩しが少なかった

 

 

前線の組み合わせを考えると、

それをしたいのかな?と思ったので、

北朝鮮にお付き合いしてしまった感が強い

 

 

ボランチの大島は、川崎でかなりいいポゼッションの仕事をしているので、

もっと使っても面白かったと思う

 

 

大島は守備のセカンドで戦うことも求められていたし、

フィジカルの強い北朝鮮の選手相手に、

体を張っていたので、攻撃への力が残っていなかったかもしれない

 

 

交代で入った原川が、ポゼッションでいいシーンを作っていたので、

前半からポゼッションできたら、終盤に楽をできたはずだ

 

 

前述に通り、ポゼッションにはリスクもあるので、

長いボールを使って3ポイント獲れたので、

過剰な要求かもしれない

 

 

得点シーンは、上手くマークが外れて、

そこにベストのボールが飛んできた

 

 

リプレーで見ると、中央で3対3になっていて、

日本は2人がニア、1人がファーだった

 

 

北朝鮮は3人ともニアだったので、

誰かがマークを外していた

 

 

山中のキックも素晴らしかった

 

 

ジェフ千葉を観てきた身としては、

この左足をもっと上手く使えたんじゃない?と思ってしまう

 

 

試合の感想は

日本は理想と現実の狭間で上手く戦ったと思う

 

 

理想は、SHとトップ、ボランチが近い位置をとって、

SBを上げる形だけど、回数が少なかった

 

 

理想を追い過ぎず、現実を見て長いボールを使っていた

 

 

このリアリズムは、手倉森さんの仙台で散々観てきた形なので、

ある意味、自分たちのサッカーだったのかもしれない

 

 

フィジカルで優る相手に、上手く体をぶつけて戦っていて、

選手の気迫を感じる90分だった

 

 

セントラル開催で、短期勝負なので、

この勝ち点3は大きい

 

 

次のタイの情報もないが、

この日の北朝鮮ほどフィジカルを前面に出してこないと思う

 

 

できればポゼッションして、自分たちの時間を作って欲しい

 

 

それができれば、もっと楽な展開になるはずだ

 

 

中2日でメンバー代えることも予想されるが、

能力の高い選手が揃っている印象なので、

戦力ダウンは少ないと思っている

 

 

次のタイ戦も、土曜日の22:30キックオフなので、

生中継で観たいと思っている

 

 

 

yas-miki

 

 

サッカー観戦の参考に

【読書】 サッカースカウティングレポート ~超一流のゲーム分析~

 

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