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開幕戦が行けなかったので、

今年のJリーグは味スタからになった

 

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会社を定時で上り、ダッシュで味スタに向かい、

キックオフ15分くらい前に到着した

 

 

平日ナイターなので、客足は鈍く、

いつもの席を確保できた

 

 

FC東京は、ACLプレーオフぶり

2016年2月9日 ACLプレーオフ チョンブリFC@FC東京

 

 

神戸はもちろん初観戦になる

 

 

サッカーファンしか面白さが伝わらないであろう堅い試合だったが、

最後の決勝点で、面白味が増したかな?

 

 

点が入るまでの88分の神経戦も楽しかったが・・・

 

 

Contents

基本のフォーメーションは

東京がフラットな1-4-4-2、神戸が1-4-3-3でスタートした

 

 

青を東京、赤を神戸として、

両チームのフォーメーションを重ねる

 

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簡単に数合わせをすると、東京から見て、

CBの所で2対1なので、+1

神戸のボランチが余って、-1

 

 

中盤の数的不利が、どう試合に影響するか?を楽しみにしていた

 

 

東京ボールのときは

縦に早くボールを動かすことを強調していたように観えた

 

 

CBの所で数的優位ではあるが、

そこでボールを保持せずに、前線にボールを入れていた

 

 

神戸が4-3-3でコンパクトに守っていたこともあって、

東京にしては、かなりアバウトなロングボールが多かった

 

 

神戸はCBの2人とボランチで、2トップを見ていたので、

局所的には3対2で、神戸の数的優位だった

 

 

しかし東京の2トップの前田、阿部が、体も張れるタイプなので、

ポイントを作ったり、東京優位のセカンドを残したりできた

 

 

ボックスに近い位置でのFKを引き出していたのは、

2トップの頑張りだったと思う

 

 

守→攻の早い切り替えからのカウンター、

ロングボールのセカンドを拾う

 

 

この2点が東京の攻撃パターンになっていた

 

 

決勝点や決定機は、サイドでポイントを作っての攻撃だったが、

継続的にはできず、単発だった感がある

 

 

前回のチョンブリ戦では、

SHの裏への動きが、いい選択肢になっていただけに

意外なトーンダウンだった

 

 

この日のボランチは、米本と橋本だったので、

試合を作るタイプの選手がいなかった

 

 

神戸相手に、守りを第一に考えてのセットだったのか?

ポゼッションはとりあえず置いておくサッカーだったのか?

 

 

しかもボランチの前には、神戸のインサイドハーフがいるので、

ボランチの所で自由にボールが持てなかった

 

 

東京からすると、中盤で数的不利というより、

前線で数的不利という感覚だった

 

 

それでもボランチをケアされたので、

アバウトなサッカーになってしまったのかな?と思う

 

 

そのためSHが活躍できる回数が非常に少なかった

 

 

4-3-3を相手にする場合、

ボランチの脇のスペースを使えるか?が鍵だと思っている

 

 

この日の東京のSHは、そこで受けようとする回数が少なかった

 

 

左サイドは、SHの東が中に絞って、SBの小川を上げる動きがあったが、

回数があまりにも少なかった

 

 

まだシーズンが始まったばかりだけど、

もう少しポゼッションして、主体的に動く攻撃があってもよかったと思う

 

 

最後に1点獲れたのはラッキーで、

無得点でもおかしくない内容だった

 

 

神戸からすると、しっかりボールを奪う位置が低いものの

しっかり守れていたと感じた

 

 

それだけに最後の1点に泣いた結果だった

 

 

完全にサイドを攻略されて、ファーへのクロスだったので、

GKとCBはノーチャンスだった

 

 

サイドの攻防で、動きが止まってしまったのが悔やまれる

 

 

神戸ボールのときは

東京の強さが光るシーンが多かった

 

 

前述の東京のロングボールのセカンドを神戸が拾うと、

まずは前線の選手を見ていた

 

 

CFのレアンドロが、縦に走っていたのを

使うようにしたかったと思う

 

 

特にキックオフ直後は、その回数が多かったが、

トップの所は1対2で、数的不利だし、

森重、丸山といった個の力の高いCBだったのでシャットアウトだった

 

 

WGの選手も同じく、個の力で負けていたように観えた

 

 

そうするとボールを動かしながら攻める時間が増えた

 

 

東京はコンパクトな4-4-2のブロックを作り、

神戸のCBへのプレスが限定的だった

 

 

そのためCBの所でボールは持てたが、

ボールの受け手がいなかった

 

 

簡単に考えると、神戸はボランチが空いているので、

そこで受けて、試合を作るのが定石だろう

 

 

しかし東京の2トップが、ボランチのコースを切りながらプレスするので、

そこで受けられず、もう1人のCBへの横パスが多かった

 

 

インサイドハーフを含めた前線の5人で、

東京のDF網をかき回すと面白いと思ったが、

あまり大きな動きは見られなかった

 

 

インサイドハーフもボールを引き出そうと動いていたが、

東京のボランチが、細かいポジショニングでコースを切っていた

 

 

個人的には、ここの駆け引きが面白く、

全員の運動量が多かったが、守備側のポジショニングが上回った

 

 

浦和のように5トップのように振る舞う時間があっても面白かったかな?

 

 

アウェーの東京戦なので、堅い試合にしようとしていただろうが、

もう少しの思い切りが欲しかった

 

 

無得点になるべくしてなった感じがして、

前節はどうやって6点獲ったのか?分からないサッカーだった

 

 

攻撃にあまり関係ないかもしれないが、

スローインをインサイドハーフが投げていたのが気になった

 

 

SBが投げるのが普通だと思うので、

その意図を探ろうとしたが、分からないまま90分が過ぎてしまった

 

 

東京からすると、高い個の力と連動性で、素晴らしい守備だったと思う

 

 

中盤でボールを奪えれば更に良いが、

それは多くを求めすぎかもしれない

 

 

試合の感想は

東京の個の力が光った90分だった

 

 

局面で負けない強さがあり、試合を五分以上にしていた

 

 

特に守備陣は、ほとんどシュートを打たせてないので、

100点満点の出来だったと思う

 

 

ここは昨年までの遺産を上手く活用している

 

 

フラットな1-4-4-2を採用して、ダブルボランチにしたことで、

守備の安定感は増したと観ている

 

 

守備面だけを見ると、米本、橋本の貢献度は高く、

2人とも、よく走っていたと思う

 

 

次は攻撃面の整備をしないといけないが、

誰が組み立てるのか?が注目ポイントだと思っている

 

 

CBに任せて、ボランチは前線との絡みを増やすのか?

ボランチが組み立てて、安定感を出すのか?

 

 

東京の選手、監督も、これでいいとは思っていないはずなので、

城福さん選択が楽しみだ

 

 

点を獲る意味では、セットプレーを活かしたが、

回数ほど、ゴールを脅かしていなかった

 

 

太田が抜けたことで、キッカーがいなくなり、

後任が決まっていない感じがする

 

 

シーズンを戦う上では、重要なので、

早めに修正したいところだ

 

 

次は名古屋戦になると思うが、成長を見せて欲しい

 

 

 

yas-miki

 

サッカー観戦の参考に

【読書】 サッカースカウティングレポート ~超一流のゲーム分析~

 

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