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平日ナイターでも頑張ればキックオフに間に合うということで、

定時で切り上げて、味スタへ

 

 

結果、キックオフに間に合って、

いつもの席を確保した

 

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東京はホームゲームだけ追っているので、

半月ほど前のガンバ大阪戦以来の観戦になる

2016年5月29日 J1 ガンバ大阪@FC東京

 

 

広島はどこかでテレビ観戦した記憶があるが、

観戦記を書いていないので、データがない

 

 

東京は守備が堅いけど、

点が獲れていない印象が強いので、

ロースコアの戦いになるかな?と思っていた

 

 

広島はいつも通りのパスサッカーをしていたけど、

東京に上手く守られて、東京の間合いだった印象が強い

 

 

90分ずっと堅い時間が続いて、1点ずつ獲ってドロー決着だった

 

 

基本のフォーメーションは

東京はフラットな1-4-4-2、広島は1-3-4-2-1でスタートした

 

 

赤を東京、青を広島として、両チームのフォーメーションを重ねる

 

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広島は攻守で並びが変わるので、

この並びに意味をあまり持たない

 

 

一応、簡単に数合わせをすると、東京から見て、

CBの所で2対1なので、+1

両チームともボランチが余って、±0

トップの所で2対3なので、-1

 

 

1-3-4-2-1のチームを観る時は、

2シャドーの選手がどうプレーしているか?が大事だと思っている

 

 

また東京が4バックなので、

広島のWBをどうするのか?にも注目していた

 

 

広島ボールのときは

広島は1-4-1-5の並びになる

 

 

もうJリーグではお馴染みのシステムで、

後ろを5人で作って、前の5人へ縦パスを入れようとする

 

 

守る側からすると、前線に5人並べられるので、

それをどうケアするか?が鍵になる

 

 

この日の東京は、1-4-4-2という並びを変えずに対応していた

 

 

もう一度、赤を東京、青を広島として、

両チームのフォーメーションを重ねる

 

screenshotshare_20160616_005151

 

 

簡単に数合わせをすると、東京から見て、

最終ラインで4対5なので、-1

ボランチが余って、+2

広島のボランチも余って、-1

 

 

最終ラインは一番ボールから遠い選手を捨てて、

スライドして守るようにしていた

 

 

広島のボランチに入る青山に、ボールを触らせないように気を使っていた

 

 

相手の4バックに対して、きつくプレスすることをせずに、

青山へのコースを切りながら、ボールを追いかける

 

 

東京のダブルボランチも前を気にして、

青山につく時間を増やしていた

 

 

ボールがサイドに流れると、

ボールサイドのボランチは、広島のシャドーの選手をケアして、

反対のボランチは青山につく

 

 

シャドーの選手をCBと前後で挟んでマークして、

広島にとってメインであろうパスコースを切っていた

 

 

広島がサイドチェンジすると、

最終ラインとボランチを中心にブロックが大移動することになるが、

マークのズレがないスムーズな受け渡しだった

 

 

広島からすると、後ろでボールを持つ時間はあるけど、

重要な選手にボールが入らない

 

 

あまり裏という選択がないので、

ボランチとシャドーの選手が消されると出し所がなくなってしまう

 

 

東京は最終ラインを高く設定して、守っていたので、

上手く守っていた印象だった

 

 

個の力では、東京の選手に分があるように観えたので、

広島のコンビネーションを分断して、安定していた

 

 

後半になって、広島が浅野を入れたこと、

東京の運動量が落ちてきて、プレスがかからなくなったことで、

守備が機能しなくなってきた

 

 

最終ラインが下がるので、中盤のラインも下がる

 

 

前半はシャドーの選手と青山を見るボランチの分業が上手くいっていたけど、

全体の守備ブロックが下がるので、それが機能しなくなった

 

 

広島のシャドーの選手を見ることに精一杯になり、

ボランチ間の距離が延びてしまった

 

 

2トップが青山をケアしていたので、

彼がいい形でボールを受けることはなかったけど、

最終ラインへのプレスが弱くなってしまった

 

 

結果、押し込まれようになり、ボールを奪う位置が低くなった

 

 

時間とともに全体が間延びしたので、

危険な位置で広島の選手が前を向く回数が多くなった

 

 

それでも個の力があるので、局面で負けることが少なく、

なんとか守っていた感じだった

 

 

ただ局面で負けると、失点シーンのようになった

 

 

ウタカがサイドに流れたことで、

SBが対応することになって、やられてしまったが、

組織として崩された感じはしなかったはずだ

 

 

それくらい突破したウタカと合わせた浅野が素晴らしかった

 

 

その後もゴール前にボールを運ぶシーンもあったけど、

東京がCBを中心に守って1失点に抑えた

 

 

東京からすると、前半と後半でかなり印象が変わってしまい、

前半の守備を続けたかった

 

 

2トップも含めて、守備にしっかり走っていたので、

大きく崩れることはなかった

 

 

注目のシャドーの選手は、CBとダブルボランチでケアし続けたし、

WBも対峙するSBがドリブル突破を許さなかった

 

 

局面で負けるシーンは少なかった

 

 

しかし機能した守備を90分続けられた印象もなかった

 

 

広島から見ると、前半は動きが少なく、

ボールの受け手がいなかった

 

 

浅野を入れて、ダイナミズムをもたらして、

流れを変えることができた

 

 

ただ最後までサイドを崩すことができなかったし、

シャドーの選手が前を向くことはできなかった

 

 

少ないチャンスをモノにする攻撃力は流石だったが、

自分たちの間合いでサッカーをできなかったのではないか?

 

 

広島の試合をそんなに観ていないので、

確たることは言えないが、元気がないなと感じた

 

 

東京ボールのときは

広島は1-5-4-1の並びになって守り、

東京は1-4-4-2を崩さずに攻撃する

 

 

赤を東京、青を広島として、

もう一度、両チームのフォーメーションを重ねる

 

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簡単に数合わせをすると、東京から見て、

CBの所で2対1なので、+1

両チームのボランチが余っているとカウントして、±0

トップ所が2対3なので、-1

 

 

広島は、前からプレスすることをせずに、

後ろで待ち構える守りだった

 

 

特別、最終ラインが低いとも思わなかったが、

前から行っているようにも観えなかった

 

 

広島の5-4のブロックに入る東京の選手は、

2トップとSHの4人なことが多かった

 

 

ダブルボランチは後ろで試合を作ることが多く、

前でポイントができないと、前線との絡みが出ない

 

 

後ろは4対1に近い形だったので、

自由にボールを回せた

 

 

しかし縦パスの受け手がいないように観えた

 

 

トップに入ったムリキが裏やサイドに流れてボールを受けるのが、

目立った攻撃だった

 

 

そこにボールが出て、足下に収まると、攻撃の形になった

 

 

ただ広島の選手に囲まれていたので、

かなり無理をしないとゴールにならない感じだった

 

 

前でポイントが出来れば、SBの上りがあったので、

少しブロックに入る選手が増える

 

 

SBを上げて、サイドで1対1になることがチャンスへの道だった

 

 

左SBの小川も、右SBの橋本も、

ドリブルできるシーンがあり、クロスまで持って行った

 

 

それを合わせられればよかったけど、

ゴール前には広島の選手が多かったし、

クロスの精度もイマイチだった

 

 

サイドの1対1で広島の選手が頑張ったこともあって、

余裕のあるクロスができなったことが理由だと思う

 

 

それでもゴール前に人数をかける必要もあった

 

 

アタッキングサードの入り口までボールを運ぶことは出来ていたが、

その後の工夫が足りないように感じた

 

 

これは今シーズンずっと感じていることなので、

今後も大きなテーマになると思う

 

 

広島から見ると、人数をかけて守っているし、

みんながサボらずに守っているので、

組織として崩された感じはしない

 

 

1対1になると、個の力でやられるので、

人数をかけて、組織で守るのが印象に残った

 

 

攻守の切り替えも早く、

危険なカウンターを受けることもなかった

 

 

1失点はあったけど、90分サッカーをしていると、

ゴール前まで運ばれることはあるので、

ゴールにした、河野と橋本が素晴らしかった

 

 

なので90分全体を通して観ると、まずまずだったと思う

 

 

試合の感想は

どちらも守備に重きを置いていたので、

試合が動かない神経戦だった

 

 

前半は広島に動きがなかったし、

東京の守備も機能していた

 

 

広島は人数をかけて守るし、

東京は後ろからの押し上げが少なかった

 

 

後半になって、運動量が落ちて、間延びしたことで、

少しずつゴール前にボールを運べるようになった

 

 

それでも守備側の方が人数をかけていたし、

局面の頑張りを見せて、攻撃の精度を下げさせていた

 

 

もう少し攻撃に重きを置いてもいいかな?とも思ったけど、

1ポイントを分けあった

 

 

東京を追っている立場からすると、

攻撃の形を作ること、人数をかけることは今シーズンのテーマになっている

 

 

中央で細かいパス交換する感じではなく、

サイドにボールを流して、SBを絡ませる感じだった

 

 

何回かサイドをドリブル突破できるシーンがあったけど、

中に人が足りていなかったし、精度もイマイチだった

 

 

ほとんど点が獲れていないので、

どう点を獲るか?というのは大きな問題になっている

 

 

チームとして、ショートカウンターを狙っているように観えるので、

奪う位置を上げておきたい

 

 

ただ具体的な答えが出ていないように映るので、

少しずつでもいいから攻撃に力を割かないといけない

 

 

週末には次のホームゲームがあるので、

どう修正して、攻撃の形を作るのか?に注目したい

 

 

 

yas-miki

 

サッカー観戦の参考に

【読書】 サッカースカウティングレポート ~超一流のゲーム分析~

 

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