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日曜日の記事と時系列が逆になってしまったが、

書き溜めたメモがあったので、アウトプットしたい

 

 

ガンバは、ちょくちょくチェックしているが、

スタジアムで観戦するのは、5月2日の浦和戦以来になる

 

 

ACLも含めて、派手さはないが、

なんだかんだ好調をキープしている感がある

 

 

対する横浜は、初観戦だった

 

 

昨年とは監督も変わっているし、

スタメンを見ても、分からない選手もいた

 

 

ガンバの応援がメインだけど、

好調の横浜を観たいという目的もあった

 

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ガンバは今野が出場停止で、明神が先発し、

岩下がケガで、金が先発した

 

 

コンディションもあるのか?

リンスの先発起用が驚きだった

 

 

横浜は普段を知らないので、

中村の欠場が残念で、アデミウソン先発が楽しみだった

 

 

ガンバはいつもの1-4-4-2、

横浜は1-4-2-3-1でスタートした

 

 

青をガンバ、赤を横浜として、配置をしてみる

 

 

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横浜のトップ下をどう見るか?で評価が変わるかな

 

 

中盤の選手と見れば、中盤で横浜が数的優位、

トップの選手とみれば、どこも数的同数になる

 

 

後述するが、横浜はカウンターを多用していたので、

トップの選手と観た方がいい

 

 

それでも守りは、中盤としての仕事が多かったので、

どちらとも言えない配置になる

 

 

どちらのチームも、

自分の担当エリアに入った選手を見るという形だった

 

 

横浜が引いて、ガンバがボールを持つ時間が長かった

 

 

主導権を持ってポゼッションしてるというより、

ボールを持たされている印象だった

 

 

横浜は、丹羽と金にボールを持たせる狙いだったのかな?

 

前からコースを限定しながら守備を始めた

 

 

アデミウソンは攻撃に専念させたいのか?前線に残していた

 

 

その代わりに三門がよく走っていた印象がある

 

 

三門が限定したエリアに連動して、ボランチがスペースを埋めていた

 

 

中盤3人はよく動いていたと思う

 

 

一昔前のガンバなら、そんな守備も関係なく、

1枚1枚剥がすポゼッションができていた

 

 

今のガンバは、少し技術が足りない感じがした

 

 

狭いエリアでボールを回そうとしていたが、

少しパススピードの変化が乏しかったり、

パスコースが少しズレていたり、

トラップが浮いてしまったりと

ディテールのところが上手くいっていないように見えた

 

 

監督が長谷川さんになり、

SHには攻守に走れる選手を置いてきており、

細かなボールタッチによるポゼッションを求められてなくなった

 

 

倉田、阿部、大森など、そこそこ技術の高い選手が配置されているが、

攻撃の基本は、宇佐美・パトリックの個の力によるところが大きい

 

 

その前提には、前にスペースがあるということがある

 

 

パトリックのフィジカルにしろ、宇佐美のドリブルにしろ、

バイタル、または最終ラインの後ろにスペースがないと機能しない

 

 

この日の横浜は、そのスペースを潰したように見えた

 

 

最終ラインを狙うリンスは、中澤・ファビオに完封され、

バイタルは、ボランチに埋められた

 

 

普段から自由に動く宇佐美も、

この日は一段と低い位置まで下がってボールを触っていた

 

 

他のチームが今後の参考にされると、

ガンバとしては苦しい戦いになるかなと思った

 

 

ボランチで先発起用の明神は、悪くない出来だったと思う

 

 

危険なスペースを埋める、ボールを取りに行くという

彼の得意プレーを続けていた

 

 

ただ100%今野の穴を埋められていたか?は疑問だった

 

 

全盛期の明神を知る者としては、

プレーエリアが狭くなってきているし、

ボール奪取能力も落ちてきた印象だった

 

 

攻守の切り替えの所で、相手の攻撃の芽を摘み、

「明神スゲー」と思う瞬間が減ってきている

 

 

今後ケガや累積警告で、今野、遠藤がいなくなった場合、

どういう対策をしてくるのか?という課題ができた

 

 

この日は、スタミナ切れから交代のカードを切ったが、

監督の本音は、ボランチでカードを切りたくないのではないか?

(FWかSHの4人のうち、3人を交代させたはずだ)

 

 

まだチームにフィットしていない小椋を使うのか?

倉田を一列下げるのか?

明確な答えは出せていないだろう

 

 

結果論になってしまうが、

リンスを最後まで残そうとしたのは疑問だった

 

 

フィジカル的にも、中澤・ファビオに完封されていたので、

ゴールの匂いを感じなかった

 

 

この日の攻撃で機能していた感じもなかったので、

リンスを交代カードとして切ってもよかったと思う

 

 

退場は故意なのか?偶発的なものなのか?分からないが、

必要ないタックルだったように見えた

 

 

パトリックがいない時、彼がフィジカル的に勝てない時、

どう攻撃するか?は、大きな課題だと思った

 

 

彼が毎試合90分プレーするのは、不可能だし、

浦和で見られたように、相手DFを圧倒できない時もある

 

 

そんな時は、もう一つ武器があると、

相当楽に試合が運べるはずだ

 

 

宇佐美のテクニック、シュートセンスがそれにあたるのかもしれない

 

 

西野時代のガンバに戻るようだが、

スピード・テクニック重視のサッカーを展開しても面白い

 

 

ACLもあるので、何か答えを見つけてくれることを期待している

 

 

対する横浜は、ガンバにボールを持たせて、カウンターという形だった

 

 

本来はガンバがやりたいことだったが、

横浜の試合運びに方が、一枚上手だった

 

 

齋藤、アデミウソンというボールを運べる選手の前に

大きなスペースがあるので、かなり切り込まれた

 

 

この2人がボールを持つと、スタジアムの雰囲気が変わった感じがした

(yas-mikiはヒヤヒヤする思いだった)

 

 

注目したアデミウソンは、かなり可能性を感じた

 

 

宇佐美とは違うリズムだが、独特のボールタッチをしていて、

観ている側をワクワクさせた

 

 

プレーのアイディアも面白いので、

90分置いておけば、何か仕事をしてくれそうだ

 

 

彼から守備の負担を減らすために、1トップに起用したのかと思う

 

 

まだ起用法は模索中らしいので、

次に観戦する時は、違った可能性を見せてくれるかもしれない

 

 

PKによる1点だけだったが、

他のどこかで点が入っていてもおかしくなかった

 

 

地震による中断という珍しいこともあったが、

1-1という結果は、ガンバが1ポイントをもぎ取った印象だった

 

 

結果論だが、

「1点を守りに引きこもると、最後で決壊するよ」

と横浜に教える形となった

 

 

1週間前にフクアリでも同じ光景を見ているので、

最後に守りに入るのも、考え物だなと感じた

 

 

 

yas-miki

 

 

日産スタジアムの観戦記はこちら

日産スタジアムの歩き方 ~スタジアムに入るまで~ J1 2015年5月30日 ガンバ大阪@横浜Fマリノス

 

 

 

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