この日は町田に行ってサッカー観戦だったので、
録画による観戦になった
町田市立陸上競技場の歩き方 J3 2015年8月2日 カターレ富山@FC町田ゼルビア
最近は、Jリーグばっかりで、代表戦への興味が薄れてきてるが、
今回はJリーグ組ということで、楽しみにしていた
結果も、評価も散々出尽くしてる感もあるので、
簡単に感想を残しておきたい
流れが良かった前半に、2点目が獲れてれば、
結果も、世間の評価も大きく変わった気がする
いくつかチャンスがあったので、誰がと言うことはできないが、
どこかで獲って欲しかった
ハリルホジッチさんは、フィジカルを強調していたけど、
強行日程で、酷暑で戦う以上仕方ない部分も大きい
北朝鮮の選手がどういう調整をしていたか?は分からない
そこの準備の差が出たとしたら、誰も責められないと思う
「代表への配慮を」という声は、
ハリルホジッチさんからも、一部報道からも聞こえる
それには反対したい
Jリーグ、及びJのクラブは、最大限の配慮をしていると思う
今年から2ステージ制になって、
ポストシーズンの試合を組み込むことになった
ナビスコも、天皇杯も、ACLもある
そんな背景でスケジュールが過密になっているのは事実だ
代表選手は8月12日(水)には、リーグ戦を控えている
そんな中で、選手を派遣してくれるクラブには感謝されることはあっても、
批判される点は一つもないと思っている
最たる例は、北朝鮮戦で先発した山口を派遣してくれたC大阪だろう
C大阪は、8月8日(土)という東アジアカップ中に、
上位の千葉との試合を予定している
一年の中でも大事な試合を、重要な選手抜きで戦う選択をしてくれている
2シーズン制にせざるを得ないJリーグの現状を嘆くなら話は分かる
その議論は昨年までに、し尽されていると思っている
その議論の上で、Jリーグは戦っているし、サポーターも戦っている
Jリーグを応援する立場からすれば、
これ以上、歩み寄る余地はないほど配慮していると思っている
逆に、こんな時期に東アジアカップを開催している協会の方こそ問題ではないか?
今年には短期間の国内キャンプにも協力してきた
これ以上、譲歩していたらリーグが成り立たない
世間の注目度は低いかもしれないが、
日本サッカーを支えているのはJリーグだと信じている
話を北朝鮮戦に戻すと、
ポゼッションできなかった?しなかった?ことに原因を求められる
ハリルホジッチさんが、どういう指示をしたか?知らないが、
単調に前にアバウトなボールが多かった印象だった
川又の所で収まれば解決だが、
北朝鮮のCBも激しく当たってきてたので、それは厳しかった
ならば後ろでボールを持つことも一つのやり方だったかな?
所属クラブで、そこに拘っている選手もいるので、
できなかったというより、やらなかったと予想している
海外組、国内組という言い方は好きではないが、
そのワードを使うと、
海外組が出ている試合は、ポゼッションをしているシーンが多い
良くも悪くも、この日の国内組は
素直にハリルホジッチさんの指示を体現していたのかな?
代表監督就任の時に報道されてたサッカーが観られた
こういうサッカーをやりたいんだろうなと感じられた
戦力差もあって、それを裏切って来たのが、海外組の試合で、
指示を守ったのが、国内組の試合だったのだろう
いい意味で、それを裏切るふてぶてしさが必要だったかもしれない
柴崎を一列後ろで使った方が面白かった
北朝鮮のロングボールに対して、後ろで頑張れる選手を残す狙いで、
それをしなかったのは理解できる
それでも自分たちの時間を作れる選手を、
時間・スペースに余裕のある後ろで使ってもよかったと感じた
前半で点が獲れているので、不正解かもしれないが、
武藤と宇佐美のポジションは逆の方が面白いと思う
ガンバでは、守備の負担を軽減してもらってる
(本人がしないだけかもしれないが・・・)宇佐美が、
サイドラインを守備に走っているのは、もったいない
浦和は、シャドーに入る選手にも守備を求めるので、
武藤がやった方が適任だったかな?
実際、武藤は後半に左SHにまわり、それなりの機能をしていた
ガンバでやっている通りに、
センターで自由を与えた方が宇佐美が輝いたはずだ
それで得点王レースを引っ張っているのだから、
その使い方をしてあげて欲しいというのが、ガンバファンの想いだ
90分間、自由にやらせれば、どこかでチャンスを作れる選手なので、
守備への貢献をあまり求めない柔軟な使い方をして欲しい
守備に話を移すと、
全体として意識の統一ができなかったかなと観ている
北朝鮮がロングボールを多用すると分かった時に、
その対処法は2つしかない
ロングボールの出所にプレスして、それを防ぐか?
ボールが落ちてくる所で頑張って、はね返すか?
この日は後者を選択したように観えた
それならもっと引きこもるべきだった
途中から入ってきた長身の選手に対して、
身長差、力強さで競り負けるのは、ある程度許容しなくてはならない
それを許容した上で、競り負けを最小限にして、
セカンドを拾うことをしなくてはならない
それが出来ていなかったと思う
それは全体が間延びしていたことが原因だ
誰かがこう守ると意識を統一して、コンパクトさを保てば、
もう少し違った結果になっただろう
立ち上げてもないチームにそれを求めるのは酷だが、
キャプテンを務めた森重には、一段の期待をしてしまう
続く韓国戦、中国戦で同じ状況になった場合の対処法にも注目したい
代表定着へのレースは始まったばかりで、
それぞれの選手には頑張って欲しい
Jリーグを応援する立場から見ると、
Jリーグで活躍する選手が一人でも多く残って欲しい
それがJリーグの発展にもつながると信じている
前回大会の柿谷がそうであったように、
スター選手が登場すれば、一盛り上がりできると思っている
(一時的なものではダメだが、ないよりはマシだと思う)
yas-miki