このところ思うような結果が残せない代表にとって、
格下、アウェーの状況でも、すっきり勝ちたかっただろう
その意味では、目標達成できた試合だった
試合が終わった今にして思えば、
ホームでは快勝しなければいけない
というプレッシャーがあったのかな?
世論も厳しくなっていただけに、
ハリルホジッチさんも胸をなでおろしただろう
日本は左SHに原口を入れる変更のみで、
1-4-2-3-1でスタートした
アフガニスタンは、フラットな1-4-4-2でスタートした
青を日本、赤をアフガニスタンとして、フォーメーションを重ねる
簡単な数合わせをすると、日本から見て、
ボランチが余って、+2
トップ下の所が1対2なので、-1
トップの所が1対2なので、-1
中盤の数的優位をどう活かすか?が、キーになると思っていた
アフガニスタンは簡単なロングボールを入れて、
ポイントを作りたいようだったが、
日本のCBの所で潰せていたので、ほぼ無風だった
ボランチの戻りも早く、しっかりとした守備ができていた
西川は足元がしっかりしているので、
少しアバウトなボールを返しても、安心してさばいていた
守備が安定していたため、
どう点を獲るか?に集中することができた
アフガニスタンは2トップが、日本のボランチにマンマークしていて、
香川をCBが見る形にして、2人のボランチがバイタルをケアしていた
シンガポールやカンボジアのようなベタ引きではなく、
「少し低いな」と感じるくらいのライン設定だった
また5バックにして、最後のゴール前に人をかけ、
ボールをかき出すというサッカーではなかった
ホームなので強気に出たのか?
そういうサッカーを志向しているのか?
1試合を観ただけでは分からない
ただこれまでの2チームとは違う印象を受けた
アフガニスタンの2トップがボランチに付いていくので、
CBの吉田、森重はフリーでパス出しできた
長短のパスで幅を取ることができていたと思う
前述のように守備が無風だったこともあって、
SBも高い位置をとることができ、人をかけた攻撃ができた
もう少し持ち出してバイタルへの縦パスが入るといいような気がするが、
かなり狭いエリアだったので難しかったかもしれない
カンボジア戦では、前半は右サイド、後半は左サイドと、
攻撃の偏りが見られたが、この日はそれが解消されたと思う
原口がサイドに張るシーンが多かったこと
ボランチが前線に上がったこと
この2つが、要因だと観ている
原口は、最初サイドに張ってボールを引き出して、
そこから縦に行ったり、カットインしたりしていたので、
サイド攻撃として有効だった
武藤や宇佐美とは違ったリズムで、カットインに特長を持つ原口は、
いいアクセントになっていた
いいアピールができたのではないか?
カンボジア戦を観ているだけの情報では、
武藤、宇佐美は中央で引き出すことが多かったので、
ノッキングしたのかな?と思う
もちろん相手が5バックで守るか?4バックで守るか?
に依る所も大きいとは思う
SHがサイドに張るとトップとの距離が空いてしまうという問題があるが、
この日はボランチが前線との距離を縮めることで、
SHとトップのつなぎ役になっていた
前回の感想記事で、ボランチの攻め上がりに期待すると書いたが、
それを実践していたと思う
ボールが入らなかったとしても、
相手のブロックを押し下げる働きになったと思う
チームとして引いた相手を崩すというミッションがあり、
CBがボールを持てる状況では、
使われるタイプのボランチを起用することは、効果的だったと思う
今後、相手が強くなった時に、どうするのか?は楽しみにしている
縦に早いサッカーを志向しているハリルホジッチさんなので、
同じ組み合わせで、ゲームの組み立てを飛ばすこともありえる
ただゲームを作れる柴崎を使ってみて欲しいという期待もある
香川、岡崎に2ゴールという結果が出たことは大きい
前の2試合に比べると、ゴール前にスペースができたので、
落ち着いてプレーできたように観えた
長く一緒にやっているので、連携には問題ないだけに、
いいリズムでゴールに迫れれば、アジアでは結果を出せるはずだ
所属クラブでも、いい結果を出しているらしいので、
好調を維持していて欲しい
代表のスケジュールは把握してないので、次がどんな日程か?分からないが、
しばらくは格下との公式戦が組まれているはずだ
攻撃の形を作るいい機会になると思うので、
一つでも多く武器を作れるようにして欲しい
yas-miki
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