
2019年8月11日(日) J1第22節 湘南ベルマーレ@ジュビロ磐田
夏休みを利用し、帰省の途中下車という言い訳をして、初ヤマハスタジアムでした。
チケット完売13,762人の熱気は凄まじく、流石J1だと思いました。
ただ暑かったです…飲水タイムなんて超久しぶりでした。
スタジアム外で撒いていたミスト散布の水のありがたさを知った1日でした。
クソ暑い日の試合が、『サックスブルーのジュビロ磐田』vs『グリーン&ブルーの湘南ベルマーレ』という目に涼しげなクラブの試合で良かったです。
赤とのオレンジがクラブカラーだったら、もっと暑く感じたかもしれません。
ピッチ上の試合も、熱くレベルの高い試合で楽しかったです。
たまにしか行かないJ1観戦のあるある『屋台の列に怯んで、結果飯抜き…』
昨年のパナソニックスタジアムに続いて、夏場のJ1だと飯抜きになりがち…
もう少し気温の低い季節にリベンジしたいです。
サッカー専用スタジアムなので、ピッチとの距離感が近いです。
バックスタンドが大きいので、ピッチ全体を観られる席もあり、観戦の幅が広いスタジアムでした。
磐田に来てよかったです。
Contents
ヤマハスタジアムまでのアクセス
この日のアクセス方法は、電車と新幹線、バスです。
電車で新横浜駅まで行き、新幹線に乗り、掛川駅まで行きました。
掛川で観光した後で、電車で磐田駅まで、シャトルバスでヤマハスタジアム到着でした。
途中で観光してしまったので、所要時間が分かりません。
静岡県は近いということもあり、あまり労力をかけずに東京から遠征できたと思います。
朝の出発は、やや早く、9時16分に新横浜駅発の新幹線に乗りました。10時39分に掛川駅に着きました。
掛川駅周辺に観光スポットがあるのか?調べずに、「どこかで観光できるでしょ」くらいの気持ちでした。
観光する前に荷物を預けたかったので、ホテルへ向かいました。
11時前にも関わらず、チェックインや荷物預かりをさせてくれて、東横インさんありがとうございます。
その後は掛川城周辺を観光しました。
キックオフ3時間前の15時に磐田駅に着きました。
磐田駅の改札を出ると、ジュビロ一色というくらいの景色で、早くもテンションが上がります。
改札を出た所や階段を下りた所など、各所に案内看板があり、分かりやすかったです。
まだキックオフ時間には時間があるため、人は少なく、湘南ベルマーレサポーターばかりでした。
シャトルバス乗り場への看板が出ていたので、乗り場まで迷うことはなかったです。
磐田駅の出口がロータリーになっていて、出口の向かい側へ時計回りに進む感じです。
自分の不注意ですが、シャトルバスの料金がトラップでした。
看板の『事前に清算』という言葉だけ見て、「Suicaは車内で清算でしょ」と思ってました。
逆で『Suicaは事前に精算』でした。
すぐに気づいてよかったです。
受付で決済して、乗車券をもらいました。
シャトルバスのキャンペーンで抽選券が付いていました。
「バスに乗るだけで抽選券なんてラッキー」と思ってました。
でも「クラブとして、シャトルバスに乗って欲しいんだ」と、帰りの渋滞で分かりました。
カシマスタジアムの高速バスが混んだ時に近い感じで、座れなかったこともあり「早く駅に着いて~」と思ってました。
一般開場は17時でしたが、空いている内にシャトルバスに乗りました。
シャトルバスは、15時30分くらいに磐田駅を出発し、15時45分には降車しました。
まだシャトルバス車内は空いていて座れたので、楽に移動できました。
磐田駅発のシャトルバスから降りると、ヤマハの事業所?工場?でした。
『YAMAHA』の文字で、「磐田に来たんだな~」と感慨深いです。
この交差点は帰りのシャトルバス乗り場でもあります。
帰りは夜になっていたので、照明がキレイでした。
広い駐車場の向こうに照明灯が見えるので、ヤマハスタジアムの目印になりました。
『YAMAHA』の交差点を渡ると、案内のバナーがありました。
ホーム席とアウェー席は、ここで別れるようです。
後で分かりましたが、ここの案内バナーのホーム側へ行かないと、屋台が多く出ている『ジュビロ広場』が遠いです。
アウェー側だと「飯より席だ」ってなるので、役に立つのか?微妙ですが…
この日は、バックスタンドの『A指定席』でした。
ホーム側ですので、このバナーで左に曲がりました。
「全然人がいないし、何もないけど大丈夫か?」と不安になりました。
しかし出光昭和シェルのガソリンスタンドを越えた頃にスタジアムが見えました。
行きは時間に迫られることが少ないのでストレスが少ないアクセスに感じました。
しかし帰りは磐田駅から出る電車の本数が多くないし、シャトルバスが渋滞にハマるので、時間が読めないストレスがあります。
試合終了と同時にシャトルバス乗り場まで急ぐとかの対策を用意した方がいいです。
ジュビロ磐田の街
この日は、東京から見て磐田市の手前にある掛川駅のホテルを確保しました。
11時前にホテルに荷物を預け、掛川城を散策しました。
しかし掛川からジュビロ磐田の色は全くなかったです。
サッカーよりもラグビーW杯推しが色濃い街でした。
ラグビーには詳しくない自分にも、徐々にラグビーW杯の足音が聞こえて来た感じです。
日本代表戦がエコパであることを初めて知りました。
この時は知らなかったのですが、日本vsアイルランド戦でしたね。
日本ラグビーの歴史を動かした舞台として、多くの人の記憶に刻まれたかな?と思います。
個人的には天皇杯のガンバ戦を観戦して、退団するシジクレイと握手した記憶が強いスタジアムです。
話を戻して、掛川で感じたサッカーは、掛川駅内でした。
まぁ、サッカーではないんですが、『シュート!』を読んでいたので、この看板はサッカー関連でしょう。
磐田駅に到着し改札を出ると、ジュビロ磐田モードでした。
正面の窓にはエンブレムが貼られ、マスコット像が置いてありました。
通路にはジュビロのフラッグがかかっています。
マスコットのジュビロくん像はお気に入りです。
また出口への階段にもデカいエンブレムが貼ってありました。
この階段、実はジュビロ仕様でした。
蘇我駅にあるジェフ千葉仕様の階段を思い出しました。
階段の先にあった自動販売機もジュビロ仕様でした。
各クラブ仕様の自動販売機は、どこにでもあります。
しかし原色の派手な自動販売機になりがちですが、ジュビロ仕様の水色は爽やかでキレイでした。
「ここで買ったら一部は育成に使います」的なことが書いてありました。
居酒屋?の前にはノボリがありました。
シャトルバスの車窓から見る沿道やヤマハスタジアムの近くでも、同じノボリを何本も見ました。
ようやくサッカー王国・静岡の雰囲気がしてきました。
先程も紹介した通り、シャトルバスはヤマハの事業所?工場?の前に停まりました。
ヤマハ王国にやってきた感じがありました。
電柱には、ジュビロのフラッグがかかっていました。
出光昭和シェルのガソリンスタンドには、「ジュビロが勝った翌日は2円/L」とのバナーがありました。
サッカーにしろラグビーにしろ、ジュビロの試合は、休日開催がほとんどです。
だから勝った【翌日】にしてるのかな?と思いました。
実際ガソリンスタンド閉まってましたし…
磐田駅からはジュビロの街でした。
他のスタジアム同様に、クラブが街に溶け込んでいる印象です。
ヤマハスタジアム外の雰囲気
磐田駅からのシャトルバスから降りた後、やや不安になりながら歩いて、スタジアムに到着しました。
着いたのが、『ジュビロ広場』というスペースでした。
屋台村であり、色々なブースがあるスペースでもあり、その真ん中に入場待機列がある不思議な作りでした。
スタジアムに入場後に撮った『ジュビロ広場』の全景です。
上から見ると、テントの色がクラブカラーに統一されていてキレイです。
夏のクソ暑い日に、サックスブルーは最強のクラブカラーに感じました。
また『ジュビロ広場』に入るまでに、『鹿児島デー』のフラッグがありました。
この日の湘南ベルマーレ戦は、『鹿児島デー』のようです。
静岡に行ったはずが、鹿児島デーとは…
鹿児島の特産品ブースがあって、お客さんが多かったです。
ただ「東京から静岡に来たし…」、「スタジアムでお酒飲まないし…」ということで見てるだけでした。
ハーフタイムには、西郷さんをモチーフとしたマスコットが歩いていました。
今年フクアリのコンコース会ったことを思い出しました。
係りのお姉さんに「今度は鹿児島で会いましょう」と言われましたが、まさか磐田で会うとは…
しかも衣装が違う…衣装持ちです。
『ジュビロ広場』の柵には、2019年スローガンのバナーがありました。
なんかフォントがカッコイイです。
入口にはホームの直近3試合の予定が書かれた大きなボードがありました。
3試合も書いてあるのは珍しい気がします。
東京ヴェルディの味の素スタジアムだと、帰るときに次回ホーム試合のバナーを見るくらいかな?と思います。
この『ジュビロ広場』は『1ゲート』らしいです。
そして『開放時間12:30』の文字が見えます。
キックオフ6時間30分前って…
だた広場を開放するだけなのか?屋台とかブースの営業を含めて開放なのか?後者だったらスゴ過ぎです。
入口には総合案内所があり、困ったら頼るといいと思います。
その隣には、1日のイベントや席種、お店のインフォメーション看板がありました。
数週間前にギラヴァンツ北九州のミクニワールドスタジアムで、バカデカい看板を見た後なので、若干見にくいです。
お店がたくさん出ているスタジアムなので、バカデカい看板を作って欲しいなと思いました。
総合案内所の向かい側には、女性サポーター限定のブースがありました。
おじさんが近寄るのも怪しいかな?と思い、遠巻きに見てる限り、抽選をしているようでした。
女性限定って初めて見た記憶です。
「老若男女、幅広い人に集まってもらいたい」とクラブは考えていると思うので、面白い取り組みに映りました。
その先にはサポーターズクラブ関連のブースが並んでいました。
入会を受付たり、ポイントを貯めたり、ポイントをグッズに交換したりとサポーターなら寄らないとダメなエリアに見えました。
少し話が逸れます。
ジュビロ磐田は、ジュニアユース会員に選手カードをプレゼントしていました。フクダ電子アリーナなら全員もらえます。
現物がないので、カードのクオリティは分かりませんが、「意外とジェフやるやんけ!」と思いました。
ジュビロ磐田のスゴい所は、テントや机に貼ってある看板やボードが統一されたデザインでオシャレです。
長机の下に貼るボードが珍しいです。
他のスタジアムだと、何も貼ってなかったり、幕だったりが多いと思います。
小さなことかもしれませんが、『神は細部に宿る』という言葉を思い出しました。
近代建築の巨匠、ドイツのルートヴィッヒ・ミース・ファン・デル・ローエは「神は細部に宿る」の名言を残しています。
『シャトルバス”ラクラク”利用キャンペーン』と書かれたブースがありました。
磐田駅でICカード事前決済した時にもらった抽選券を使うブースでした。
もらった抽選券を渡して、言われるがままに機械のボタンを押すと、レシートのような紙が出てきます。
『飲食売店100円券』でした。
当たりなのか?外れなのか?分かりません…
往復運賃の460円が100円値引きになったと、ポジティブに捉えました。
隣にはマンガの『ONE PIECE』とコラボしたイラストがありました。
どういうコラボか分かりませんが、スタジアムの雰囲気に馴染み過ぎでした。
最初に通った時は、見落として通り過ぎました。
また『しっぺい』という磐田市のキャラクターのグッズ売り場もありました。
地元のキャラクターのグッズ売ってるのは、初めて見た気がします。
これでもかと地元・磐田を推してくるのは、観光客としては楽しいです。
屋台村には、サポーターズクラブの会員一覧のボードがありました。
「一般会員」と書いてあるので、年会費4,000円の会員でしょう。
自分の個人情報に関心がない方なので、スタジアムに名前出してくれるジュビロは優しいなと思いました。
その先にはスポンサー紹介のボードもありました。
こちらは屋台のトラックで隠れてしまう位置でした…
残念過ぎんか…
スタジアム沿いにメインスタンドの方に歩いていくと、ベンチが展示されていました。
シートがめっちゃいい作りでした。
おじさんが座るのも申し訳ない気がして、撮影だけしました。
「座っときゃよかった」と後悔しています。
Jリーグの公式Youtubeでブラウブリッツ秋田は、「ベンチを買ってもらった」と紹介されていました。
ジュビロは展示するほど持っていて、「やっぱりJ1すげえな」と思いました。
その先にはヤマハの電動自転車が展示されていました。
活躍した選手に贈呈らしいのですが、なんというママチャリ感…
下のボードにはオシャレなシティーサイクルが映っているのに…
希望小売価格で17万円超えにもビックリしました。
質のいい電動自転車って高いんだなと学びました。
電動自転車の隣には記念撮影用?のパネルがありました。
通りかかっただけですが、何のためにあるのか?分かりませんでした。
スタジアムからの帰り道で「ヤマハスタジアムに記念撮影用のスポットなかった?」と思い出しました。
その記念撮影用のパネルでしょう。
この辺で「東京ヴェルディってSNS映えに力入れてるんだな」と気づかされます。
その先にはチケット売り場がありました。
向かいのパウチには、「本日のチケットは完売しました」の文字が光ります。
チケット完売の試合観戦なんていつぶりだろうか?
(たぶん18年末の東京ヴェルディ@FC町田ゼルビア以来)
この時は、「混んでるのヤダな」より「熱い試合になりそう」という期待感が強かったです。
チケット売り場の隣には、グッズショップがありました。
(後程紹介しますが)すごいキレイでした。
メインスタンド沿いの歩道に出ると、ジュビロのフラッグが続きます。
フラッグの1本1本に小学校の名前と手書きのメッセージが書いてあります。
地元密着感が強いです。
これは他のクラブも全力でパクるべきです。
フラッグの向かいには、ジュビロくんの像がありました。
なぜか?鹿島にあるジーコ像を思い出しました。
足下にボールがあるくらいの共通点しかないはずですが…
スタジアムの正面入口と関係者受付がありました。
金属の「Jubilo IWATA」の文字がカッコイイです。
スタンドを見上げると、オシャレな文字の「Jubilo Cafe」がありました。
高い席種のチケットを持ってないとダメなんでしょうか?
『3ゲート』の前まで行って、『ジュビロ広場』に帰りました。
その後、入場してホームゴール裏を散歩していると、キックターゲットや滑り台のふわふわが出ていました。
多くの人が入場した後に、ふわふわを出すなんて斬新でした。
スペースの有効活用で、よく考えられてます。
ヤマハスタジアムは一旦外出・再入場可です。
自由席の方は先に入場して席取りしてから、また『ジュビロ広場』に帰ってくるのかもしれません。
自分も一度スタジアムの外に出ることにしました。
手の甲にブラックライト対応のハンコを押してもらっての退場でした。
クラブのマスコットと磐田市のキャラクターが練り歩いて、撮影タイムになっていました。
子どもたちに優しいキャラクターでした。
それにしてもジュビロくんのお腹周りが…推せます。ヴェルディくんにも負けてないです。
ヤマハスタジアムは場外を散歩しているだけでも、色々な発見があって楽しかったです。
ミスト散布大活躍
たまたま観戦した日の影のMVPはミストかもしれません。
熱中症対策で設置されていたミスト散布装置のありがたさが身に染みました。
ポンプで散布だけする装置でも、設置されているだけでありがたかったです。
また扇風機の付いた装置やデカい送風機のついた装置がありました。
このデカい送風機の動力源がヤマハで、「さすがジュビロ」と思いました。
また大きな氷の塊が置いてあり、子どもに人気でした。
年に1度くらいは猛暑に試合があると思いますが、その日に当たってしまった感があります。
ミスト散布の効果を感じる意味では、いい思い出になりました。
ヤマハスタジアムのマイシート
『サッカーを観るなら、バックスタンド上段』という謎のポリシーを持っています。
更に「遠征するからには指定席でゆっくりしたい」ということで『A指定席』に座りました。
Jリーグ公式アプリから座席指定して買ったのですが、発券するしかありません。
QRコードの入場が楽だし、安いのに…
バックスタンドは勾配がキツい気がして、座席からピッチが近く見えます。
マイシートからの景色です。
ピッチが近く、臨場感がありました。
それでいてピッチ全体も観えるので、サッカーを楽しめる席でした。
かなり湘南ベルマーレ側でしたが…
またバックスタンドには屋根がないので、雨の日はサッカー観戦が大変だと思います。
3,500円のチケットに、108円の発券手数料が加算され、3,608円でした。
値段相応の席だったと思います。
ヤマハスタジアムのコンコースを歩いてみる
この日持っていた『A指定席』のチケットだと、アウェーゴール裏とメインスタンドには行けなかったです。
第1ゲートでチケットをもぎってもらい、入場するとホームゴール裏でした。
ピッチの近さに驚きました。
何とも言えない迫力を感じました。
バックスタンドまで歩くと、大行列でした。
バックスタンド上段は自由席で、下段・中段は指定席なため、多くの人が同じ動線を歩いていました。
何とかならんのか…
マイシートは日差しキツいので、アウェーゴール裏まで歩きました。
バックスタンドからアウェーゴール裏のスタンドへ行くと、ピッチが近いのが分かります。
1階はバックスタンドのチケットでも入れました。
少し雑然とした通路でした。
2,000年前後のジュビロ磐田がめっちゃ強かった頃の映像が頭に流れました。
印象的なゴールはこのスタンド側が多いのかな?と思います。
「ついにその現場に来た」という感動があります。
ゴールのすぐ裏を歩いているので、ピッチがとても近いです。
柏レイソルの三協フロンテアを歩いている感覚でした。
ゴール裏のスタンドをメインスタンド側まで歩くと、第3ゲートに着きました。
この第3ゲートの近くに階段があり、アウェーゴール裏と分かれているようでした。
ジュビロ磐田の公式サイトを見ると、アウェーゴール裏は第4ゲートからのみ入場するようです。
バックスタンドに戻り、急勾配の階段を登りました。
バックスタンドの端に座ると、この景色でした。
手前のゴールがギリギリ観えるくらいです。
この席で観ると、けっこうストレスがありそうでした。
チケット完売ということは、ここに座る人はなかなかキビしい…
先程の席から少し移動すると、ピッチ全体が観られそうな席でした。
この席なら十分過ぎるくらいにサッカーが楽しめると思いました。
バックスタンド上段にあるハッチからスタンドの裏側に行くと、めっちゃ混んでました。
日陰で飲食売店があるので、多くの人が休んでいました。
スタジアムの構造を知らないで歩いていたので、突然の大人数にビックリしました。
夜ご飯の時間ですし、日陰で休めるということで、どこの飲食売店も大行列でした。
ホームゴール裏まで歩くと、救護所がありました。
この日みたいに暑いと、大変なんだろうな…と思いました。
ホームゴール裏の通路には、広告のバナーがありました。
数週間前にギラヴァンツ北九州のミクニワールドスタジアムで珍しいと思った広告バナーです。
磐田でも出会うとは思わなかったです。
サポーターの方からすると、「応援のバナーを貼らせてくれ」と感じるのでしょうか?
個人的には、クラブ収益のためにスペースを有効活用している印象で、いい取り組みだと思います。
この日持っていた『A指定席』のチケットでは、メインスタンドに入れず、スタジアム散歩終了でした。
最後にゴール裏のメインスタンド寄りの景色です。
ピッチが近い臨場感がありながら、全体も観える席に感じました。
そしてバックスタンドがデカい。
この日の陽射しの強さを思い出すくらいバックスタンドは照らされてます。
ヤマハスタジアムのスタジアムグルメ
J1の試合でありがちな「行列にビビッて飯抜き」パターンでした。
ヤマハスタジアムは屋台が色々な所に出店している印象でした。
スタジアム外に大きな屋台村を作って、スタジアム内は何でも売っている売店でカバーしているスタジアムが多い気がします。
ヤマハスタジアムは、『ジュビロ広場』に多くの屋台が出店していました。
まず気になったのが、メロンパン屋さん。
フクダ電子アリーナでも出店しているメロンパン屋さんに、ヤマハスタジアムでも出会うとは…
ジェフの試合翌日に秋葉原の街中で見つけた時もビックリしましたが、磐田で見つけた衝撃は大きかったです。
フクアリでは別のお店だと思っていたクリームブリュレは、このお店の商品だったことにも衝撃でした。
しかも値段違うし…
2019年8月12日のヤマハスタジアムは600円、2019年9月14日のフクダ電子アリーナは500円でした。なんで…
また米沢牛のお店が美味しそうに見えました。
「せっかく静岡に来たのに…」と思うと二の足を踏みました。
先の鹿児島特産品のブースの串焼きも美味しそうでしたが、同じことを思いました。
なかなか夕食を決められない間に、どこの屋台も行列が伸びてしまった感じです。
そんな中、とりあえず『フルーツショップ カドヤ』さんで、『磐田メロン生ジュース』を購入しました。
目の前でジューサーにかけてくれるので、静岡のグルメ感がありました。
暑い日だから、甘くて冷たい飲み物がより美味しく感じました。
確かジャンボサイズを買ったはずです。
バスでもらった抽選券が100円割引券に変わったので、500円でした。
もう1度飲みたいと思えるジュースでした。
バックスタンド裏の売店でもメロンジュース屋さんを見つけましたが、「さっき飲んだし…」と思ってしまうミスをしてしまいました。
今から思えば、「せっかく静岡に行ったんだから、何杯でも飲めよ」です。
その後のスタジアム散歩中は、「そろそろ夕食を決めないと…」思っていました。
バックスタンドとアウェースタンドの間に屋台
アウェースタンドとメインスタンドの間に売店
バックスタンド裏にも、けっこう大きい屋台村
ホームゴール裏スタンドとメインスタンドの間に売店
ホームゴール裏にも売店
スタジアム散歩していて多くの屋台・売店を見つけました。
しかし行列に並ぶ気合が出ず…しかしお腹は空く…キックオフ時間は近づく…
結果、飯抜き…
帰りはバスが渋滞にハマり、磐田駅の電車がギリギリ、掛川駅~ホテルは何もなしでホテルのナッツしか食べてない記憶です。
2018年にパナソニックスタジアムでも同じミスをしたのに、学ばない人だと痛感しました。
リベンジで行かないとダメですね。
ヤマハスタジアムのグッズショップ
グッズショップは4店見つけました。
スタジアム外の『ジュビロ広場』のテントに1店。
しょうもないことですが、手前のユニフォームやらタオルマフラーの棚に店員さんがおらず、「性善説で成り立ってるな」と思いました。
夏休みだからか?子どもや学生さんが多かった印象です。
またスタンドに沿う形で、グッズショップが出店していました。
オシャレな外観で、店内は比較的広く、商品も多かったです。
レジ近くには、トップチームの予定表や対戦するクラブのマスコットがあり、温かみを感じました。
趣味のタオマフ収集で1本買いました。
確か1,600円くらいでした。
静岡遠征で調子に乗ったのか?「2018年のユニフォーム半額」に魅かれ、ユニフォームも買いました。
当日に着なかったので、外で着る機会を失い、室内着になりました。
サックスブルーがキレイです。
またしても普段行くクラブより、たまに行くクラブのグッズを買いがち問題…
また買ったグッズを入れる袋もキレイでした。
スタジアム内では、バックスタンド裏とホームゴール裏に1店ずつ見つけました。
タオルマフラーやコンフィットといった、すぐに使えるグッズが多かった気がします。
一体感を感じられるタオルマフラーが、一番オススメだと思います。
ヤマハスタジアムのスタンドの雰囲気
この日はバックスタンドの『A指定席』でした。
かなり湘南ベルマーレ側の席でしたので、ジュビロ磐田のゴール裏が遠く感じました。
たまたま再入場したのが、ピッチ内練習の時間でした。
ジュビロサポーターの応援も始まっており、すごい熱気を感じました。
普段ピッチ内練習の時間には、メインスタンドorバックスタンドの自席にいることが多いです。
そのためサポーターの応援を間近で体感することが少ないです。
たまたまですが、自分には貴重なタイミングとなりました。
「やっぱりJ1のゴール裏ってスゴいわ…」と圧倒されました。
多くのサポーターが集まり、満席のスタンドからの声援はパワーがあります。
ホームゴール裏スタンドの屋根の面積は小さいので、声の跳ね返りも少ないはずです。
それでも空気が震える感じがしました。
2019年シーズンは厳しい戦いになってしまいました。
「順位の近い湘南ベルマーレ戦をきっかけに、反転攻勢!」という空気に感じました。
J1で一時期に開催されていたチャンピオンシップやJ1参入プレーオフのような雰囲気にも感じました。
初ヤマハスタジアムでしたので、普段から同じようなスタンドの空気感なのか?この試合が特別な空気感だったのか?は分かりません。
ただジュビロのゴール裏を歩けてラッキーでした。
そしてバックスタンドから見ていると、サックスブルーがキレイです。
クソ暑い日だったので、よけいに爽やかに感じるゴール裏スタンドでした。
この日の席が湘南ベルマーレ側だったこともあり、湘南ベルマーレサポーターの声もよく聞こえました。
ヤマハスタジアムまで東京から遠征しているせいか?ずっと湘南ベルマーレサポーターを感じながらの旅でした。
掛川城の周辺散策でも、湘南ベルマーレサポーターを見ました。
磐田駅からのシャトルバスの車内も湘南ベルマーレサポーターの方が多い時間でした。
2014年にフクダ電子アリーナで6-0の試合を観て以来、湘南ベルマーレの動向をチェックしています。
2018年のルヴァンカップ決勝も埼玉スタジアムへ行きました。
やや湘南ベルマーレ寄りで観ていたからかもしれませんが、ゴール裏サポーターの後押しを感じました。
サポーターの圧力で、ピッチ上の湘南スタイルの波を大きくしている感じで観ていました。
こちらも緑と青のクラブカラーが爽やかでした。
小さなスタジアムが満席で、どちらのクラブのサポーターも熱い空気で応援する試合に感動でした。
サッカー観戦としては最高の一日でした。
日産スタジアムや埼玉スタジアムのスケール感もいいですが、ヤマハスタジアムのような一体感もいいなと思います。
ジュビロ磐田のマスコット
クラブのマスコットである『ジュビロくん』と『ジュビィちゃん』は、一旦外出の時とハーフタイムに見ました。
先程紹介した通り、撮影タイムになっていました。
多くのお客さんが並んでいました。
意外と?大人のお客さんが多い印象でした。
子どものお客さんとハイタッチしている姿が印象的で、恒例行事なのかもしれません。
ハーフタイムも真面目に?スタンドのお客さんへ手を振っていました。
しっかり仕事ができる、愛されているマスコットだと思います。
その他ヤマハスタジアムで感じたこと
入場時にマッチデープログラムとバンダナをもらいました。
何となくマッチデープログラムは買うものというイメージになってきました。
「マッチデープログラムくれるんだ」という喜びがありました。
直近の試合をまとめていたり、選手のインタビューが載っていて、試合観戦に入りやすいです。
新規で来たお客さんにはマッチデープログラムが重要だなと感じました。
所属選手の情報やスタジアムグルメの紹介も読んでいて楽しかったです。
ジュビロ磐田のマッチデープログラムの優れているのは、AEDの設置場所が書いています。
万が一の場合でもお客さんが対応することは少ないかもしれませんが、周知徹底する取り組みが印象に残りました。
せっかくAEDを売っているフクダ電子さんの冠がついているから、ジェフ千葉でもやればいいなと思いました。
バンダナはこの日のみの配布で、貧乏性なのでもらいましたが、使いどころが分からないですね…
とりあえずタンスで保管したままです。
またフリーWi-Fiを推していました。
散歩で忙しかったり、空腹で頭が働かったりでスルーしてしまいました。
けっこう色々な情報が見られる感じの案内看板があったので、次の観戦で試したいと思います。
ハーフタイムにシーズンシートの人を対象にした抽選をやっていて新鮮に映りました。
ファンクラブ会員限定はよく見る取り組みですが、シーズンシートは珍しい気がします。
自分もシーズンシートを持っているので、ジェフ千葉もやって欲しいですね。
試合観戦の一日を通して、ファンクラブ会員やシーズンシート購入者といったコアな人へのサービスがいい気がしました。
クラブへの愛着が深まるように感じるので、「ジュビロもやるな」と思いました。
ヤマハスタジアムの感想まとめ
飲水タイムがあるくらいの暑い日の観戦になり、思い出深いスタジアムになりました。
ミスト散布の効果とメロンジュースは一生忘れないと思います。
全体が小さくピッチが近く、迫力が楽しめるスタジアムでした。
バックスタンド上段からはピッチ全体を観られる構造でした。
俯瞰で観たい人にも適した席が用意できるのは強みです。
スタンドの空気感はやっぱりJ1という熱を感じられます。
新幹線があるので、東京からの遠征は比較的楽でした。
ただ現地のアクセスにはコツが必要かな?と感じました。
磐田駅から電車を使う人には、渋滞がストレスに感じます。
スタジアムグルメやイベントも堅実にやっている印象でした。
「スタジアムに来たら、必ず何かやっている」くらいなのかな?
バックスタンドに屋根がないという個人的にツライ条件がありますが、また来たいなと思うスタジアムでした。
今度は飯を食べたいと思います。
yas-miki(@yas-miki)