twitterで見つけた『#もしJリーグがなかったら』というキーワードがありました。
Jリーグ公式では、その後も関連動画・サイトをアップしているので、反響があったのだと思います。
その中で多かったのが、『Jリーグがなかったら、こんなに日本中を旅しなかった』というつぶやきです。
Jリーグクラブのサポーターなら、誰もが直面する問題?楽しみ?です。
愛するクラブを応援するため、全国のスタジアムやグルメを楽しむための遠征費について考えました。
遠征費を安くする方法の一つとして参考にして下さい。
Contents
サッカー観戦の遠征とは
遠征という言葉を検索してみました。
〔「征」はほかの場所へ行く意〕
① 敵を討つために遠くまで出かけること。 「大軍を率いて-する」
② 研究・調査・探検・試合などの目的で、グループを組織し、遠くまで出かけること。 「ヒマラヤ-隊」
選手本人が試合の目的で出かける意味で使うのが、始まりでしょうか。
自分も少年サッカーをしていた頃は、『遠征』という言葉は、自分の試合のために出かける意味でした。
大人になりサッカーをプレーする機会がなくなり、またJリーグを観るようになり、意味が変わってきました。
学生時代は、ガンバ大阪が万博競技場で開催するホームゲームでアルバイトをしていたため、『遠征』=『大阪から離れたアウェーゲームを観に行く』ことになりました。
J1リーグ @浦和レッズ(レッズの初優勝に立ち会うとは…)
J1リーグ @川崎フロンターレ(鄭大世スゴイしか記憶がありません)
ナビスコカップ決勝 @国立競技場(とにかく勝ててよかった!)
天皇杯 @エコパスタジアム
J1リーグ @名古屋グランパス(豊田スタジアムの迫力にビックリ)
ACL準決勝 @浦和レッズ(この勝利は一生の思い出!)
回数が少ないので、1回1回が思い出として深く刻まれています。
遠征という言葉を、アウェーゲームを観に行くという意味で使っているサポーターが多い印象です。
また『遠征』というワードは、アーティストやアイドル、アニメのファンも使っています。
自宅から離れた土地で開催されるコンサートやイベントに行くという意味です。
自分はA KB48好きでもあるので、コンサート(ツアー)に出かける意味でも使っています。
サッカーに限らずスポーツ界でも、芸能界でも、遠征をすると、楽しいけどお金がかかるという悩みがあります。
スケジュールが許す限り遠征したいですが、そんなお金はない…
同じ悩みの人は多いのではないでしょうか?
遠征では何にお金がかかるのか?
遠征をしていると、お金の使い道は驚くほど多いです。
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- チケット代
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- 現地までの交通費
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- (日帰りでなければ)宿泊費
この3つはマストの出費だと思います。
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- グッズ
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- 食費・スタジアムグルメ
この2つも、できれば使いたいです。
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- 現地の観光
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- 家族や友人へのお土産
余裕があれば…程度ですね。
自分はタオマフ収集したり、使えそうな観戦グッズを買ってしまいますし、スタジアムグルメを楽しんでいます。
遠征先の観光地に行くこともありますし、友人へのお土産も買ってしまいます。
知らない間に、財布が軽くなっていてビックリする経験は、誰にでもあるのではないでしょうか?
そこで考えるのは、『グッズは我慢しよう』、『食事はコンビニ飯でいいや』、『スタジアム(コンサート会場)にだけ行ければいいや』などなど自制することです。
更に、『安い交通手段はないものか?』、『マンガ喫茶で寝られればいいや』と交通費・宿泊費を切り詰めます。
交通費は遠征先の距離に比例して大きくなるので、遠征費に占める交通費の比重が一番大きいように感じています。
そこで交通費について改めて考えました。
一括りに交通費と言っても、『都市内』と『都市間』の2つがあります。
仮に東京にある自宅から、パナソニックスタジアムまでを考えます。
都市内の交通費:自宅~東京駅or羽田空港、新大阪駅or伊丹空港~パナソニックスタジアム
都市間の交通費:東京駅~新大阪駅 or 羽田空港~伊丹空港
都市内の交通費は、比較的少額です。
また定期や回数券を使っても、都市内の交通費を切り詰めるのは難しいです。
それに対して、都市間の交通費(東京~大阪)は、交通手段によって費用にかなり差があります。
それぞれの交通手段は、交通費と時間・体への負担がトレードオフとなっています。
鈍行の電車や高速バス、自家用車は安いですが、移動時間が長く、体への負担が大きいです。
新幹線や飛行機は高いですが、移動時間が短く、快適に移動できます。
快適に安く遠征したい
色々な方法を考え、友人と話しましたが、『簡単にできて、快適に安く移動する手段なんてない…』という結論です。
無い頭を振り絞って考えたのは、
- 毎回の交通費、宿泊費を少しずつ安くする
- 何回かに1回の交通費、宿泊費をめっちゃ安くする
という2つのパターンです。
毎回の交通費、宿泊費を少しずつ安くする
毎回の交通費、宿泊費を少しずつ安くするのは、知識と経験が要るかな?と思います。
AKB48の遠征に比べると、Jリーグの遠征が楽なのは、ある程度先の予定が分かることです。
1月末にJリーグからシーズンの日程が発表されると、仮にキックオフ時間が決まっていなくても季節を考えて予想できます。
飛行機や新幹線で早割が使える分、遠征費が安くなる印象です。
『3日後に福岡行くぞ』となるHKT48ファン時代は大変でした。
ある程度先の日程が決まっているJリーグの遠征を考えます。
新幹線なら『エクスプレス予約』や『ぷらっとこだま』を使う手があります。
みどりの窓口や券売機で正規に買うより安くなります。
飛行機なら『LCC』を使う手があります。
安い分色々と制約があるようです。
また交通手段とホテルを別々に予約すると高いので、パック旅行が安いです。
プロ野球のない閑散期とは言え、ヤフオクドームの隣にあるヒルトンシーホークに泊まって3万円を切った時はビビりました。
無駄にテレビ画面を撮ってしまうくらいテンション高かったです。
併設されているファミリーマートで、1本1,080円のペットボトルが売っていて、「住んでる世界が違うわ~」となりました。
この時は、『じゃらん』で予約しました。
友人は旅行代理店で、安いパック旅行を見つけているようです。
『いつ、どこのお店・サイトが安いのか?』を知る必要があり、奥が深いです。
先程の『じゃらん』を含めて、ホテルの比較だと色々なサイトがあります。
個人的に、便利で使っているサイトです。
自分に合った比較手段を見つけて、こまめにチェックする必要があると感じています。
何回かに1回の交通費、宿泊費をめっちゃ安くする
自分は東京から遠征するので、新幹線や飛行機を使います。
名古屋は30往復、福岡は15往復くらいしたと思います。
たまたま会社で作らされた『エクスプレスカード』と『ANAカード』がありました。
何となく愛着があり、正規より安いので、今でも使っています。
そこで考えるのが、『マイルを貯めて、飛行機代をゼロにする』ことです。
先程のANAカードで貯めていますが、正直なかなか貯まらない…です。
ANAに乗れば、搭乗マイルが貯まりますが、『他社の方が安い』金額を見てしまうと乗れません。
少し運賃の安いスカイマークを予約して、ANAカードで決済してました。
自分のカードは還元率1%なので、往復3万円の飛行機代を決済すれば300マイル貯まります。
その反面で、東京⇔大阪をJリーグ開催期間に移動すると、12,000マイル必要です。
ってことは、120万円分のクレジットカード決済が必要です。
社会人なら1年で届くくらいでしょうか?
少しずつ貯めたマイルで、ANAを利用して遠征しました。
機内で寝てれば現地着で、体の負担が少ないため、現地に着いた時に体力ありました。
タダで飛行機に乗っている=都市間交通費がゼロなので、グッズや食費、観光に使えるお金も頑張れば出ました。
この遠征方法の回数を増やしたいと思いました。
しかし自分の年収という壁があります…
給料以上に決済できないですし、仕事で飛行機に乗らないです。
検索すると、ものスゴイ量のマイルを貯める『陸マイラー』なる言葉が出てきました。
なんでも数十万マイル、数百万マイルを、1年で貯めるのだとか…
初めて聞く言葉で怪しさしかないですが、試しに挑戦しました。
一般人がマイルを貯める生活をやってみました
流石に爆発的な量を貯めるのは無理ですが、遠征できる回数は確実に増えました!
東京⇔大阪なら1回でおよそ12,000マイルは必要です。(季節や行き先で変動しますが…)
1年ほど意識して生活しましたが、1年に3回くらい遠征できそうです。
2018年にJリーグでの遠征がなかったですが、AKB48の遠征で秋田に2回行き、大分に行きました。
秋田へ2回行った内、1回は秋田のお高めのホテルにマイルを使って泊まりました。(無知で泊まらされた感もありますが…)
2019年は、飛行機を使った遠征が多くなりました。
年始から福岡へ行きました。
また7月には、ミクニワールドスタジアムへ行ってきました。
8月末には広島に行きました。
9月末には、徳島へ行き、ポカリスエットスタジアムの前まで行ってきました。
ポカリスエットスタジアムの隣でやっていたコンサートが目的だったので、開場前のスタジアムを歩いただけで終わってしまいました。
全ての遠征の飛行機代がゼロではないですが、8割ほどの移動はマイルを使用しました。
やったことは、『ヤフー』や『楽天』のネットショッピングをする時に、『ポイントサイト』のリンクをクリックすることのみです。
また必要なクレジットカードを発行する時も 『ポイントサイト』のリンクをクリックしただけです。
遠征先のホテルを『じゃらん』で予約しましたが、ポイントサイトのリンクからアクセスする1手間をかけました。
ポイントサイトを経由(リンクをクリックする)することで、ポイントサイトのポイントが貯まり、それをANAのマイルに交換できました。
基本ビビりな性格なので、FXや不動産投資、セミナーのようなリスクがありそうなものは回避しました。
それでも遠征費が抑えられ、遠いスタジアムへ行くことができました。
ポイントサイトとは
最初は分かりませんでしたが、広告主企業と消費者の仲介屋だと理解しています。
Jリーグ公式オンラインストアを例に紹介します。
Jリーグは公式オンラインストアを使って欲しいと思っています。
そこで広告費を使って、消費者へPRして、集客します。
この広告費が鍵です。
サッカーに興味のない人に向けて広告費を払っても、無駄に終わってしまいます。
そこでポイントサイトが仲介屋として現れます。
Jリーグは広告費を払って、ポイントサイトにリンクを掲載します。
自分のようなサッカーに興味のある消費者が、ポイントサイトでJリーグ公式オンラインストアのリンクをクリックし、 Jリーグ公式オンラインストア で買い物をしました。
ポイントサイトは広告料の一部をポイントとして、消費者にプレゼントします。
こんなイメージでしょうか?
2018年11月11日時点では、購入代金の5%分のポイントをもらえました。
2019年11月6日時点では、購入代金の0.6%分のポイントになってしまいました。
ここでもらったポイントが、マイルに交換できます。
Jリーグだけでなく、レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッドの公式オンラインショップもあります。
DAZNやスカパー、WOWOW、楽天、ヤフーも広告主です。
ネットショッピングや旅行予約など普段の生活で利用する多くのサイトが対象の広告主な印象です。
普段のネットでする買い物や予約で、ポイントサイトのリンクをクリックするという一手間をかけるだけです。
先程も紹介しましたが、クレジットカードやFX、不動産投資といった広告は、もらえるポイントが莫大です。
しかし使うお金が多かったり、リスクがあったり、クレジットカードであれば審査があったりします。
自分の個人情報とも関わるので、どこまで許容できるか?は、人によって違うと思います。
自分は楽天カードやヤフーカードであれば、年会費無料でリスクを許容できると思い発行しました。
2枚で遠征1回分のマイルになるポイントがもらえる印象です。
Googleさんにシステムを教えてもらうまでは、想像もつかない世界でした。
確かにポイントを貯めたり、ポイントをマイルに交換したりするために、1手間、2手間あります。
働いても給料が増えない時代で、自分の給料も増えてないので、やってみる価値があると思います。
ポイントをマイルに交換するために、特定のクレジットカード発行が必要です。
しかしクレジットカードの発行は後でいいと思います。
なぜならマイルを貯める(=ポイントサイトでポイントを貯める)生活が、あなたに向いてないかもしれないからです。
クレジットカードを発行した後に、マイルを貯める生活が自分に向いていないことが分かったら、意味のないクレジットカードが1枚財布に増えます。
絶対に無駄です。
まずポイントサイトに登録して、普段のネットショッピングをしてみて、向いてないと思ったら止めるくらいでいいかと思います。
ポイントサイトに登録するのは、タダですから。
やってみて興味が出れば、もっと調べて『陸マイラー』になればいいと思います。
遠藤保仁の本の表紙には、こう書かれています。
とりあえずは力なり。
「マイペース」が引き出す可能性 ~常に自分らしくいられる簡単メソッド~
どこのポイントサイトに登録するの?
1年間ポイントを意識して生活しましたが、答えは分かりません。
陸マイラーの専門家は、「複数のサイトに登録して、常に情報をチェック」と書いています。
自分の結論です。
普段の仕事もありますし、生活もあります。
主目的のスタジアムにも出かけたいですし、サッカー情報も追っておきたい、サッカーの本も読みたい。
それに加えてポイントって、自分には無理でした。
自分は2つのサイトを登録しています。
『ハピタス』と『マクロミル』というサイトです。
ハピタス:普段の買い物とクレジットカードで使います
普段の買い物をしたり、クレジットカードの発行をしたのは、『ハピタス』というサイトです。
ポイントサイトでは老舗らしく、今のところ悪いことは起こってません。(毎日メールが来ますが…)
先程紹介した、Jリーグ公式オンラインストアやDAZNも、『ハピタス』に掲載されています。
スタジアムに持っていくお茶やカフェオレを買ったり、サッカーの本を買ったりしてます。
ガンバ大阪×太陽の塔のTシャツを、ヤフオクで落札した時にも使いました。
普段の生活でネットショッピングが必要な時に、ログインして検索するだけですので、大した手間ではありません。
貯まったポイントをANAマイルに交換するために必要なクレジットカードは、ハピタス経由で発行できます。
マイルを貯める生活に慣れ、ANAマイルに交換する必要になった時に発行するのが賢いと思います。
マクロミル:スキマ時間のアンケートで使います
『ハピタス』とは色合いが異なります。
スマートフォンやパソコンでアンケートに答えるだけで、ポイントがもらえます。
テレビ東京の『ワールドビジネスサテライト』と観ていると、マクロミルの情報を基に報道していることがあります。
意外と?と言ったら失礼ですが、社会の役に立っているようです。
アンケートに答えていると、社会勉強になるように感じています。
アンケートでは、最大手のようです。
『陸マイラー』の専門家は、「アンケートは単価が低いからやめとけ」と書いています。
短いアンケートに答えても2ポイントだったり、80ポイントもらえるアンケートだと20分くらいかかったりします。
確かに1時間に稼げるポイントは圧倒的に低いです。
ただ自分はスキマ時間にできるので重宝しています。
駅で電車を待っているとき、昼休みにサッカー情報収集がひと段落したとき、家でテレビを見ながらダラダラしているとき。
短いアンケートだと1問で終わりますし、2・3分で終わるアンケートが多いです。
その積み重ねが意外と大きいと感じました。
このアンケートは頑張る時期と全くやらない時期がありました。
仕事や趣味で忙しいのに、ポチポチと作業なんかやってられません。
忙しいなら、やらなくてもいいのがメリットです。
1問もアンケートに答えない時期が2ヶ月くらいありましたが、1年間ポチポチしていると遠征1回分くらい貯まります。
やっぱり時間単価は低いです。
1ポイント1円で考えれば、時給100円にも満たないでしょう。
仮に1時間も頑張って50ポイントだったと仮定します。
「時給50円だからやめとけ」という意見は、至極当然です。
しかし「50ポイントを還元率1%のクレジットカード買い物で貯めようとしたら?」と考えます。
5,000円の買い物をしないと、50ポイント貯まりません。
自分の場合、働いても給料が上がらない時代に、時給5,0000円だったら意味があると思っています。
まとめ
Jリーグを好きになると、遠征というワードは頭に浮かびます。
簡単に快適で安く遠征する方法を見つけることは非常に困難でした。
飛行機で遠征するということにフォーカスすると、マイルを貯めて都市間交通費をタダにする手が有効です。
ただクレジットカード決済や飛行機搭乗でマイルを貯めるには、年収や職種の壁があります。
年収や職種の壁を超えて効率よくマイルを貯めるに、ポイントサイトを活用してみました。
普段のネットショッピングやスキマ時間のアンケートといった1手間で少しずつ貯められます。
リスクを許容できるなら、クレジットカード発行やFX取引で大量に稼ぐこともできます。
ポイント=マイルを意識して生活してみて、間違いなく遠征の回数は増えました。
もっと効率よく貯めている人もいますが、一般人の目安かな?って感じです。
とりあえず登録して、1度ポイントを貯めてみてジャッジするのが賢いと思います。
Jリーグライフの一助になれば幸いです。
yas-miki