Jリーグの試合チケットをどう購入するのか?についてです。
シーズンシートを持っている方はICカードが多いと思います。
また一般の方は紙チケットが多いと思います。
これらと違ったJリーグチケットのQRチケットを試したので、購入方法やメリット・デメリットを紹介します。
チケット購入・発券の全ての処理がオンラインで済み、安くチケットが手に入ります。
普段忙しい方や多くの試合を観戦する方が重宝するチケットです。
Contents
Jリーグの試合チケットを購入する方法
一般的には4パターンかと思います。
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- インターネットを通じて買う
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- 店頭で買う
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- 電話で買う
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- スタジアムで買う
それぞれのチケット購入方法のメリット・デメリットを紹介します。
インターネットを通じてチケットを購入する
fa-arrow-circle-rightチケット購入方法
- Jリーグチケットを使う
- 各クラブの公式サイトを使う(結局Jリーグチケットに行き着くと思いますが…)
- 各種プレイガイドの公式サイトを使う
fa-arrow-circle-rightメリット
パソコンやスマートフォン、携帯電話で買えるので、手続きが便利
fa-arrow-circle-rightデメリット
発券のために、コンビニや店頭に行くのが面倒くさい
手続きでミスる心配がある
この記事を書いている直前に、大分トリニータ@浦和レッズを観に行きました。
スマートフォンを使って購入しましたが、通信が途中で切れてしまい二重決済かな?と不安になりました。
店頭でチケットを購入する
fa-arrow-circle-rightチケット購入方法
- コンビニの端末を使う
- プレイガイドの店頭で買う
fa-arrow-circle-rightメリット
購入した店頭で、すぐにチケットを入手できるのが便利
fa-arrow-circle-rightデメリット
購入する手続きをしに、コンビニやプレイガイドの店頭まで行くのが面倒くさい
チケットの席種を比較検討がしにくい
コンビニの端末の前やプレイガイドの店頭で、どの試合に行くか?どの席種にするか?といった検討するのは難しいです。
特に後ろに人が並んでいると、後ろの視線が気になり、悠長に悩んでられません…
電話でチケットを買う
fa-arrow-circle-rightチケット購入方法
- プレイガイドに電話して買う
fa-arrow-circle-rightメリット
電話でしか買えないチケットが買える
今のことは分かりませんが、フクダ電子アリーナのジェフ千葉戦で座席指定をするには電話しかありませんでした。
fa-arrow-circle-rightデメリット
電話での会話でチケットを買うので、購入する時間がかかる
電話代がかかる
スタジアムでチケットを買う
fa-arrow-circle-rightチケット購入方法
- 試合当日に当日券売り場で買う
- 次回以降の試合チケットを買う
fa-arrow-circle-rightメリット
試合当日にふらっと行っても買える
席種の比較がしやすく、座席指定もできる場合がある
fa-arrow-circle-rightデメリット
当日券料金なのでチケットが高い
チケットが売り切れてる場合がある
観戦歴が長くなったからか?全ての購入方法を利用したことがあります。
恐らくレアケースであろう電話やプレイガイドの店頭も利用しました。
人によっても感じ方が違うので、他にも色々なメリット・デメリットがあると思います。
個人的には、印象に残っている思い出があります。
東京ヴェルディの試合で味の素スタジアムに行った際に、アウェー試合のアウェーゴール裏チケットを売っていました。
「ここで買えば、チケット代の少しでもヴェルディに入ります」というセリフが好きでした。
それを言われると、サポーターならスタジアムで買ってしまいますね。
これまで利用してきたチケット購入方法
自分は、ジェフ千葉のシーズンシートを持っているので、
フクダ電子アリーナの試合はシーズンシートのICカードです。
このSuicaにもなるICカードを入場ゲートの端末にかざすと『ピコーン』と鳴るやつです。
毎回チケットをもぎってもらう必要がないので便利です。
ではフクダ電子アリーナ以外の試合はどうしているのか?についてです。
首都圏でのアウェー試合や全く別のクラブの試合は、『Jリーグチケット』を使っています。
理由は『便利』で、『お得』だからです。
Jリーグチケットのメリット
まずはパソコンやスマートフォンで購入処理できるメリットがあります。(先程書いたように決済ミスのリスクはありますが…)
自分は『サッカーの試合はバックスタンド上段で観る』という謎のポリシーを持っています。
しかしスタジアムによって、
「バックスタンド上段が指定席なのか?」
「バックスタンドは屋根にカバーされているのか?」
「バックスタンドの席種チケットの値段はいくらなのか?」
が異なります。
パソコンやスマートフォンであれば、他の席種と比較しながら買えます。
座席表と席種、チケット代の比較をするなら、
Jリーグチケットの方がプレイガイドより情報がまとまっているように感じます。
まぁJリーグチケットはJリーグ専門ですし、自分が使い慣れているかもですが…
また指定席を購入する際は、座席指定ができるスタジアムがあります。
次にチケット代についてです。
Jリーグチケットでもプレイガイドでも、紙のチケットでは、110円の発券手数料は等しくかかります。
しかしプレイガイドの公式サイトを使うと、システム利用料(1枚220円)がかかります。
発券手数料と併せると、チケット代金から1枚あたり330円の手数料が発生します。
ポイントサイトを経由しポイントを獲得することで、少し回収する方法もあるかもしれません。
また2020年1月2日からは、Jリーグチケットの店頭発券も110円のシステム利用料がかかるようになりました。
発券手数料と併せると、チケット代金から1枚あたり220円の手数料が発生します。
差額をまとめます。
プレイガイドの紙チケット:チケット代金+330円
Jリーグチケットの紙チケット:チケット代金+220円
つまりシステム利用料の差額である、110円だけJリーグチケットの方が安いです。
Jリーグチケットのデメリット
Jリーグチケットに情報登録する必要があることがあります。
dアカウントや楽天ID、YahooIDを使うことができますが、1つIDが増える面倒はあります。
プレイガイドであれば、IDを持っている方も多いかと思いますので、その手間は省けます。
自分にはメリットの方が大きいので、Jリーグチケットを利用しています。
まぁ、もう何年も前にIDを作ってしまっているのもありますが…
次に2019年シーズンに初チャレンジしたQRチケットについて、感想を書きたいと思います。
QRチケットとは
『Jリーグチケット』でチケットを買う際に、『QRチケット』を選択して、QRコードの電子チケットで入場する方法です。
いつから発売しているのか?分かりませんが、2019年シーズンになって使ってみようと思いました。
Jリーグの公式サイトによると、QRチケットのメリットがあります。
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- 発券手数料が無料
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- コンビニ等で発券する必要がないので便利
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- 一緒に行く人にメールやLINEでチケットを送信できるので手渡しの手間が省ける
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- 試合当日のチケット忘れの心配がなくなる
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- QRチケットをかざすだけなのでスムーズに入場できる
本当にメリット?と思うこともありますが、『発券手数料が無料』に興味がありました。
2020年1月2日からは、発券手数料に加えて、システム利用料も差額が発生します。
先程のチケット差額のまとめに加筆します。
プレイガイドの紙チケット:チケット代金+330円
Jリーグチケットの紙チケット:チケット代金+220円
QRチケット:チケット代金のみ
同じJリーグチケットを使用しても、紙チケットより220円安くなります。
自分は、年間10試合くらいジェフ千葉のフクダ電子アリーナ以外の試合に行きます。
仮に全チケットがQRチケットで発券できれば、2,200円安くなります。
大人2,000円のチケットであれば、余分に1試合行けるとも言えます。
物は試しで3試合で使ってみました。
2019年5月11日 アビスパ福岡@東京ヴェルディ
2019年7月7日 ガンバ大阪@FC東京
2019年7月27日 カターレ富山@ギラヴァンツ北九州
そして2019年11月16日のジェフ千葉@京都サンガFCにも参戦する予定です。
まぁ、体調不良や心が折れる可能性はありますので、100%参戦とは言えませんね。
結果、ラスト?西京極(たけびしスタジアム)に行ってきました。
QRチケットの購入方法
今回は直近で購入したジェフ千葉@京都サンガFCを例として紹介します。
Jリーグの公式アプリ『Club J.LEAGUE』を利用しました。
アプリを起動して、フッターにあるカレンダーをタップします。
試合のカテゴリーを選ぶメニューが上部にありますので、『J2リーグ』をタップします。
少し面倒くさいですが、対象の試合がある節を表示させます。(1節ずつしか移動できないのがめんどい…)
対象試合の左下にある『チケット』とタップします。
一応、試合日と対戦カードを確認します。
位置選択可と書いている試合・席種は、指定席で座席指定ができます。
先程書いたように、『サッカーの試合はバックスタンド上段で観る』という謎のポリシーを持っています。
その考えだと、『SB自由席』になります。
しかし、たけびしスタジアム京都(個人的には西京極の方が呼び慣れてます)のバックスタンドは屋根がないです。しかも自由席…
前々から決める遠征には少しキツイということで、あっさりポリシーを捨てました。
今回はメインスタンド指定席にしました。
ということで、『SS指定席』横の『+』印をタップします。
QRチケットを使いたいので、『一般発売/QRチケット(Jチケ)』をタップします。
自分で席を選びたいので、『座席指定をする』をタップします。
空いている座席があるブロックが明るい色になっています。
小さく『フィールド』と書いてある→を参考にすると、座席の位置が分かりやすいです。
まず「少しでも中央がいい」ということで、『N1ブロック』を見ることにしました。
するとブロックの詳細が出て、青丸が選択可能な座席です。
適当に座席を選ぶと、チケット代のポップアップが出ます。
他のブロックでも同じように、空いている座席を選べます。
比較しながら探すと、自分に合った座席が選べます。
ただ人気カードだったり、試合直前だったりすると、ほぼ選択の余地がないことが多いです。
色々なブロック・座席を見て、『SS指定席』を買うことに決めました。
先程のポップアップで、『大人』を選択します。
すると購入画面になります。
お取り置き有効時間のカウントダウンが怖いです。
それにビビらず、内容に書いてある席種や席番を確認します。
正しければ、『購入手続きへ進む』をタップします。
間違っていれば、『他の座席を探す』や『購入手続きをやめる』で中止します。
次に支払い方法と受け取り方法を選択します。
支払い方法は何を選んでも、手数料無料です。
自分は使い慣れている『クレジットカード』です。(最近d払いが気になっていますが…)
受け取り方法は、『QR発券』しかありません。そして手数料無料です。
次はクレジットカードの情報を入力して、『次へ進む』です。
自分のスマートフォンだけかもしれませんが、クレジットカード情報は毎回手入力です。
前回購入時のクレジットカード情報が、呼び出せるといいんですが…毎回手入力は面倒くさいです。
内容確認画面ですので、自分の情報と内容(席種・席番、数量)を確認します。
正しければ、『購入を確定する』をタップします。
購入完了画面の受け取り方法には、『チケット一覧からQR発券ボタンを押して、QRコードの表示/分配を実行し、お受取りください』と書かれています。
QRチケットの確認・使用方法
購入したQRチケットのQRコード確認方法です。
同じくJリーグ公式アプリを起動し、フッターの『チケット』をタップします。
右上の『マイチケット』をタップします。
対象試合の横にある『+』印で詳細を表示し、内容をタップします。
『QR発券』と『譲渡/分配』が選択できます。
友人や家族といった複数人で行く場合には、『譲渡/分配』でQRコードの送信だと思います。(やったことないです…)
今回も1人観戦なので、『QR発券』です。
するとQRコードが出てきます。
試合当日は、入場ゲートで専用端末にQRコードをかざして、入場します。
またチケットチェックも、このQRコード画面です。
初めてQRチケットを利用したアビスパ福岡@東京ヴェルディの味の素スタジアムでは、使い方紹介の貼り紙がありました。
今まで気にしてなかっただけか?初めて見たように感じました。
またガンバ大阪@FC東京では、QRチケットを使っている方をけっこう見かけました。
知らない所で浸透しているのかもしれません。
QRチケットのメリット
QRチケットの一番大きいメリットは発券手数料が無料なことでした。
2020年1月2日からは、システム利用料が無料というメリットも加わります。
同じチケットを買っていても、
Jリーグチケットのコンビニ発券より220円
プレイガイドのサイト購入&コンビニ発券より330円
安い計算になります。
仮に330円の金額差であれば、10試合で3,300円です。ほぼ1試合のチケット代になります。
Jリーグチケットのコンビニ発券よりも安いのは、非常に魅力でした。
また発券に行かなくてもいいのも気に入っています。
いつもコンビニに行くついでに発券するだけなので、手間はかけてないつもりです。
それでも発券しなくていいのは楽です。
一応ペーパーレスなので、環境に優しいかもしれません…
スタジアムの入場やチケットチェックで、紙チケットより便利な点はなかったように感じました。
QRチケットのデメリット
スタジアムの入場やチケットチェックでQRコード画面が必要な場面があります。
毎回スマートフォンを起動して、QRコード画面を表示させるのは面倒くさいです。
2ヶ月くらい前にスマートフォンを替えた際に、指紋認証を導入してしまいました。
この指紋認証でミスることがあるため、QRコード画面の表示が今まで以上に手間になる可能性が高いです。
紙チケットの場合でも、財布からチケットを出す手間があるので、同じと言えば同じです。
ただ荷物が多く両手が塞がる状況では、紙チケットの方が断然楽です。
QRチケットだと、スマートフォンを出して、QRコード画面を表示させます。
紙チケットだと、指先でチケット持ってるだけですから…めっちゃ楽です。
個人的には、防寒グッズやカメラの入ったバッグを片手に、スタジアムグルメの入った袋を片手に…という状況はよくあります。
両手に荷物を持って、スマートフォン操作はかなり面倒くさいです。
インターネット決済のリスクはありますが、それはコンビニ発券でも同じです。
QRチケット未対応のクラブ
Jリーグチケットのサイトを見ると、QRチケット未対応のクラブが20クラブあります。
2020年2月20日時点データのようです。
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- 浦和レッズ
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- ジュビロ磐田
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- 大宮アルディージャ
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- 柏レイソル
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- ヴァンラーレ八戸
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- いわてグルージャ盛岡
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- ブラウブリッツ秋田
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- 福島ユナイテッドFC
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- ザスパクサツ群馬
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- YSCC
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- SC相模原
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- アスルクラロ沼津
- FC今治
ややJ3のクラブが多い気がしますが、浦和レッズや柏レイソルといったクラブも未対応です。
チケット販売戦略の違いなのかな?と予想しています。
またJ1・J2のクラブを中心に、2019年にQRチケットを導入したクラブがありました。
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- 川崎フロンターレ
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- ヴィッセル神戸
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- サガン鳥栖
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- 水戸ホーリーホック
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- FC町田ゼルビア
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- FC琉球
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- SC相模原
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- AC長野パルセイロ
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- 藤枝MYFC
今後もQRチケットも広まるのかな?と期待しています。
QRチケットを使ってみての感想
どこで見つけてきたか?忘れましたが、QRチケットにチャレンジしてみました。
購入手順は、Jリーグチケットのコンビニ発券とほぼ同じなので、楽に買えました。
チケット代が安くなるという大きなメリットがあり、発券するためにコンビニに行く手間も省けます。
ただスタジアムで使用する際に、QRコード画面の表示が面倒になりがちです。
個人的には、チケット代が安くなるメリットが大きすぎるので、今後も使いたいと思いました。
yas-miki(@yas-miki)