2019年2月24日(日) J2 第1節 東京ヴェルディ@FC町田ゼルビア
年に一度はFC町田ゼルビアのホームゲームに行きます。
東京に住んでいるので、家から町田市立陸上競技場(町田GIONスタジアム)への直線距離は近いです。
しかし交通の便が悪い…という印象です。
『天空の城』として有名なだけあります。
年に数回、鶴川駅から大自然を歩いてスタジアムへ行く男気コースなるイベントもあります。
ゼルビアの公式ホームページには、バスを使った複数のルートが紹介されています。
路線バスでのアクセスに初めてトライしましたので、紹介します。
町田市立陸上競技場(町田GIONスタジアム)へのアクセス(2018年まで)
いつもスタジアム前までシャトルバスで行けるルートを使っていました。
⇒JR横浜線で町田駅
⇒小田急線で鶴川駅
⇒スタジアム直行シャトルバス
なんか乗り換えが多いわ…と思っていました。
鶴川駅には案内をされている方がいます。
最寄り駅に案内の方がいるのが珍しいです。
その方にスタジアムまでのアクセスを質問すると、路線バスのルートも提案されます。
「ただ最後は山登りですよ」と言われます。
確かにシャトルバスに乗っていると、公園に入ってから坂を登ってます。
『山登り』というパワーワードにビビって、シャトルバスを使い続けました。
シャトルバスのデメリット
シャトルバスには、体力の温存と利便性というメリットがあります。
何もせずに、スタジアム前の駐車場に着けるのは、とても楽です。
しかし2018年シーズンにデメリットがあることを知りました。
『シャトルバスは、キックオフ2時間24分前から運行』ということです。
2018年シーズンのゼルビアは快進撃を続けました。
そしてJ1ライセンスを持たないまま、優勝の可能性を残して、最終節をホームで迎えました。
相手はプレーオフ進出の可能性を残す東京ヴェルディでした。
チケット完売でした。
町田市立陸上競技場(町田GIONスタジアム)には、指定席がありません。
一番高い席種『SS席』を確保しましたが、自由席です。
折角のビッグマッチはいい席で観たいです。
一般開場はキックオフ2時間前でした。
一番早いシャトルバスに乗っても、ギリギリセーフくらいです。
当時はシャトルバスのルートしか頭になかったので、鶴川駅で30分くらい待ちました。
結局、センターライン寄りの席を運良く確保できました。
しかし今後のためにも、早い時間に着ける方法を見つけたいと思いました。
新ルート発見
早く着く方法と言っても、路線バスを使うか?バイクや自転車の自力を使うか?しかありません。
改めて路線バスを確認すると、多摩センター発鶴川駅の路線があります。
自分にとって、完全に盲点でした。
中央線の豊田駅から多摩センターまで路線バスがあります。
⇒路線バスで多摩センター駅
⇒路線バスでスタジアムの麓
⇒徒歩でスタジアム
乗り換え回数がすごく減る気がしました。
路線バスの乗り継ぎでスタジアムの麓に着きます。
後は山登りを体験するだけです。
2019年のホーム初戦は、奇しくも東京ヴェルディ戦でした。
注目度はやや落ちたので、座席には余裕がありそうでした。
それでも新ルート?で行きました。
初の山登り体験
予定通り多摩センター発のバスに乗り、スタジアムの麓『サンシティー町田』で降りました。
車中にサッカー観戦の同志がいたので、後ろをついていけば道に迷うことはなさそうです。
バス停を下りると、大きい看板があり、スタジアムの方向が分かりました。
『野津田公園北』の交差点から、公園内に入りました。
「けっこうキツイ坂かも…」と思いました。
しかし道中の家には、ゼルビアのフラッグがあって、ホームに来ている感が出てきて高揚感がありました。
歩道と車道が分かれていて、整備されているので、登り坂でも歩きやすいです。
5分くらい歩くと、『町田市立野津田公園』と書かれたゲートがあります。
すぐ先には、ゼルビアカラーのアーチがあります。
アーチをくぐると、スタジアムが見えてきます。
右側には、古い屋敷が建っていて、無料で見学できるそうです。
貧乏性なので、「無料なら…」で見学してきました。
レトロな郵便ポストが入口に立っていました。
過去にゼルビアの試合を観に来た時に買った郵便ポスト型ペン立てを思い出しました。
建物の中は、趣のある畳と木の柱が印象に残りました。
重厚感のある家具が多く、観光地に来ている感じがしました。
無料は、ありがたいです。
初の山登りは、ゆっくり歩き、少し建物を見学して15分でした。
寒かったですが天気が良かったので、かなり楽でした。
『天空の城』、『山登り』というパワーワードにビビってただけでした。
他のスタジアムより負荷がかかるのは間違いないですが、まぁ許容範囲です。
ただ雨が降ったら、夏のクソ暑い日だったら、少しハードになると思います。
このルートなら、試合日の降水確率が気になりますね。
次回の課題
今回の帰りは、多摩センター行きのシャトルバスを選択し、失敗しました。
バスの本数が少なく、スタジアム前で1時間くらい待ちました。
路線バスで帰る時は、どれくらい時間がかかるのか?どのくらい混んでいるのか?を確認する課題ができました。
まとめ
天空の城・野津田へのアクセスは、鶴川駅からの直行シャトルバスのみでした。
キックオフ2時間24分前からの運行という問題に気づきました。
そこで路線バスを乗り継ぐルートを体験しました。
初の山登りは、春先の晴れた日で軽い散歩くらいの感覚でした。
スタジアムの名前が『町田GIONスタジアム』に変わりますし、2020年シーズン以降も、どこかのタイミングで町田に行く予定です。
新たな選択肢を持てたのは、いい経験でした。
帰り道を開拓する課題も出ましたが、次は男気コースですかね?
yas-miki