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先日、FC東京では城福さんが退任になった(解任と呼ぶべきかもしれない)

 

 

美しいパスサッカーを提示したポポヴィッチさん、

堅い守備でソリッドなサッカーを展開したフィッカデンティさん

 

 

どちらもタイトルが見えかけるという結果を出した記憶があるが、

タイトル奪取には至らず退任した

 

何がなんでもタイトルという大目標を持って城福さん登板となった

 

 

結果、7勝10敗5引き分けで、年間13位

タイトル争いに絡むことなく、退任となった

 

 

またACLもラウンド16で敗退となり、

インパクトを残せたとは言えない

 

 

クラブとして、求めていた目標に届いていないので、

退任は仕方ないと思われる

 

 

yas-mikiは、東京のシーズンシートオーナーとして、

ここ数年の東京のホームゲームは観てきた

 

 

1戦1戦の記憶は曖昧だけど、

シーズンの流れは把握しているつもりだ

 

 

各ポジションに能力の高い選手が多く(年代別を含め、代表経験者が多い)、

他チームが羨む戦力を有していると認識している

 

 

今シーズンも他チームならレギュラーを張っているレベルの選手が、

ベンチを温めていることも多い

 

 

目指しているサッカーの方向は違っていても、

東京が主導権を握る試合が多かったように思う

 

 

それでもゴール前の詰めが甘く、

肝心なところで点が獲れない、失点してしまう

 

 

これは誰が監督をしていても変わらなかったのではないか?

 

 

サッカーはメンタルスポーツの一面を持っているため、

選手にも責任の一端があるのかもしれない

(微々たるものかもしれないけど)

 

 

自分たちの方が主導権を握っているという余裕なのか?

食らいついて戦う姿勢が見られた試合が少なかったかな?という気がしてしまう

 

 

後任は内部昇格とのことだけど、

篠田さんが優れたモチベーターだと、状態は上向くかもしれない

 

 

今シーズンに関しては、

まず守備を整備して、次に攻撃を構築したい

という年間スケジュールだったと思う

 

 

新任の監督なので、

スタメンの入れ替えをしながらも、

フラットな1-4-4-2は基本にあった

 

 

途中1-4-1-4-1にもチャレンジしたけど、

基本線はフラットな1-4-4-2だと認識している

 

 

局面を優位に進められる選手を後ろに配置していたので、

最終ラインが決壊した試合は少なく、

相手FWに仕事をさせない試合が多かった

 

 

最終ラインの設定は普通の高さだった

 

 

後ろのCB、SBを信頼してか?

ボランチも前に出てプレスをかける姿勢で守っていた

 

 

それがハマっている時は、高い位置でボールを奪えて、

相手の攻撃を無力化できていた

 

 

そうは言っても90分試合をしていると、

ゴール前にボールを運ばれるシーンは出てくる

 

 

そこで守れるか?が大事になってくるのだけど、

そこで失点してしまうシーンがあった

 

 

もったいない失点があるのは大きな問題だけど、

守備陣が崩れたわけではないので、

守備はまずまず機能していたと思っている

 

 

問題は攻撃にあったと見ている

 

 

今シーズンの標語になった【アクションサッカー】がどういったものか?

分からず仕舞いだったけど、

明確な軸がなかったように感じた

 

 

高い位置でプレスして、ボールを奪って、

ショートカウンターが狙いだったのかな?と感じている

 

 

相手クラブがプレスを感じると、

ロングボールを蹴る回数が多かったので、

そういったシーンはあまり見られなかった

 

 

ロングボールのセカンドを回収したり、

最終ラインの局面でボールを奪ったりした所が、

東京の攻撃のスタートだった

 

 

東京は後ろをCBとボランチの4人で作ることが多く、

相手クラブはそれを許してくれる試合が多かった

 

 

そのため時間は作れていたけど、

前線でボールを引き出す人が少なかったように感じた

 

 

フラットな1-4-4-2のまま前に出ると、

相手のブロックに入る選手はSHとトップの4人になる

 

 

その選手間の距離が遠く、

個の力頼りの単発な攻撃になりがちだった

 

 

シーズンが深まると、少しずつ解消され、

コンビネーションが生まれ始めていた

 

 

ムリキ、バーンズとスピードに特長のある2トップにして、

ある程度の前線の活性化を図った

 

 

またSBやボランチの前線との絡みも出てきつつあった

 

 

後ろから縦パスが入るようになると、

面白い攻撃になると思っていた

 

 

そういった理想像はあったと思うが、

てこ入れの道半ばで退任になってしまった

 

 

どこで仕入れた情報か?忘れてしまったけど、

監督交代の効果は数試合らしい

 

 

数試合は状態が上向くが、

それ以降は落ち込んでしまう

 

 

現在の東京の順位を考えると、

ポストシーズンの可能性が低く、

降格レースに巻き込まれる可能性も低い

 

 

何をモチベーションにして戦うのか?微妙な位置に立っている

 

 

その意味で、新監督の篠田さんには注目している

 

 

今後数年を見据えて、少しずつスタイルを構築するのか?

とりあえず今年を乗り切るだけなのか?

 

 

今シーズンのJ1で結果を残しているのは、

継続してスタイルを熟成させたクラブだと言える

 

 

選手を補強しながらも、

ベースの部分は変わっていないと見ている

 

 

その点を考えると東京には一貫性がなく、

これが『東京スタイル』というものがない

 

 

東京もタイトルを本気で考えるなら、

短期的な結果にこだわらずに、

東京のスタイルを確立すべきかもしれない

 

 

城福さんは、それを目指したのかもしれないが、

時間的な猶予が少なすぎたのかもしれない

 

 

そのスタイルは攻撃に重きを置いたものか?守備に重きを置いたものか?

そして新監督にどれくらいの猶予を与えるのか?

 

 

フロント力が試されている

 

 

 

yas-miki

 

味の素スタジアム観戦のレポート

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