終わった…
2021年シーズンのホーム最終戦、フクアリの前で思いました。
ピッチ上のことではなく、チケットを忘れました。
正確に書くと、シーズンシートのICカードと情報カードを家に忘れてしまいました。
ICカード番号=会員番号なんぞ、覚えているはずもなく、大した情報は持っていません。
絶望的な状況で、ジェフ千葉の神対応がスゴかった!という話です。
前提としてチケットの種類
Jリーグの試合を観るためのチケットは、大別すると3つになるかと思います。
まずはプレイガイドやJリーグ公式サイト、各クラブ公式サイトで購入できる=一般に流通するチケットです。
チケットの形態としては、紙チケット、またはQRチケットでしょう。
次にシーズンシートのチケットです。
1年間の全ての試合が観戦できるシーズンシートや後半戦のみ観戦できるハーフシーズンシート等があります。
チケットの形態としては、ICカードと席種や席番が書かれた情報カードの組み合わせが多いと思います。
最後は、招待チケットです。
地元の自治体やスポンサー企業を対象としたチケットですので、あまり馴染みがありません。
そして今回忘れたのは、シーズンシートのチケットでICカード+情報カードです。
チケットを忘れた時の状況
サッカー観戦は、『チケットと財布だけあれば何とかなる』と考えています。
…が肝心のチケットを忘れました…
普段は持ち物をチェックするのですが、何故かノーチェックで家を出てしまいました。
寒くなったので、防寒具の準備に気をとられていたのかもしれません。
QRチケット等のスマートフォンで完結するチケットが増えたため、意識が薄れたのかもしれません。
単純に加齢による物忘れかもしれませんが…
チケットを持っていないことに気づいたのは、スタジアム前の交差点です。
この時、時計は13時を指していました。
スタジアムまでは数十秒で着く距離ですが、自宅までは片道2時間以上かかります。
自宅まで帰ることはできません。
しかも試合はホーム最終戦で、J1昇格がかかる京都サンガ相手ということでチケット完売でした。
新たに買うこともできません。
100%収容時の席番は覚えているのですが、収容制限時の席番は覚えていません。
この日も収容制限がかかっていました。
会員番号など覚えていません。
(後々、良く考えればJリーグ公式アプリに、会員番号を登録していましたが、気が動転していて気づけませんでした)
唯一あるのは、毎試合前にシーズンシートオーナーへ送信されるメールのみ…
自分が会場スタッフなら、こんな人を入場させないです。
まぁ、絶望的な状況でした。
まずは総合案内所へ
『何か困ったら総合案内所』なので、ダメ元で総合案内所に向かいました。
(当日の総合案内所ではありません。過去の画像です)
物腰の柔らかい女性スタッフが対応してくれました。
絶望感からか?状況説明が上手くできた記憶がありません。
とにかく『シーズンシートのチケットを忘れた』ことを伝えたつもりです。
女性スタッフからは、「シーズンシート受付にチケット担当がいるので、そちらで対応します」と案内してもらいました。
優しい口調での案内でしたので、『意外とあるある』パターンかもという期待感を持てました。
ジェフ千葉さん、ありがとうございます!
案内通りに、シーズンシート受付テントに向かいました。
ウロウロしていたら、これまた優しそうな女性スタッフに話しかけてもらいました。
総合案内所で説明したことと同じ内容を伝えました。
「身分証明書で本人確認をして、本人確認ができれば、紙チケットを発行します」と教えてもらいました。
光が見えました。
早速、免許証を渡すと、「5分ほどお時間を頂きますが、宜しいでしょうか?」と丁寧な言葉とともに、バックヤードへ消えていきました。
「チケットを発行して頂けるなら、何十分でも待ちます」と思いながらシーズンシートの受付テントで、チラシを見ていると、ものの数分で戻って来ました。
「お待たせして申し訳ありません。確認が取れましたので、このチケットで入場して下さい。」との言葉とともに、手書きで席種と席番が書かれた紙チケットを頂きました。
ジェフ千葉さん神対応!
後は通常通りにゲートをくぐり、いつもの席で試合観戦できました。
まとめ
100試合以上スタジアムで観戦してきましたが、初めてチケットを忘れてしまいました。
本人とチケット情報が紐付きやすいシーズンシートではありますが、チケットを再発行して頂く神対応でした。
全てのクラブが同じ対応をしてくれる可能性は低いかもしれませんが、ジェフ千葉の対応は過去イチでありがたかったです。
『チケットを忘れない』は、当たり前です。
持ち物チェックの重要性を身にしみて感じました。
とは言え、完璧な人間ばかりではないので、万が一の場合は、『総合案内所が駆け込み寺』と覚えていれば、事態が好転するかもしれません。
ジェフ千葉のスタッフさんには、感謝しかありません。
2022年シーズンもお世話になります。
yas-miki(@yas-miki)